東京大地震 2023 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569677989

作品紹介・あらすじ

2023年12月15日、関東一帯を東京湾直下型地震と房総沖プレート型地震が襲う。東京湾に10メートル超の大津波が押し寄せ、荒川の堤防は決壊。高速道路では大規模な車輛火災が発生、それが木造の民家に燃え移って延焼!巨大津波、広がる火災から、生き残る術はあるのか!?「想定外」の連動地震に人々がいかに行動し、サバイバルに結びつけるかをシミュレートした衝撃の近未来ノベル。

感想・レビュー・書評

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  • 東日本大地震が起きてから今日で6年。
    この日になると沢山の思いや感情がブワーと溢れ出るのですが、決して言葉には出来ない。何も言えなくなります。

    東京でも起きると言われている大地震。
    それが起きる時、私はどこに居るか。
    家族で良く話し合わなければ。

    願わくば、娘と一緒に居たい。

  • 自分には合わなかった。
    前の首都直下型地震という作品もそうだが

    ストーリー的な話じゃなく、シュミレーション小説のため最初から最後まで色んなケースの話が延々と続き飽きる。読んでて苦痛だった。

    助かったもの 業火に巻き込まれるもの、津波に飲まれるもの。

    津波来るってのに宴会続けるって おい!

    備えててもダメな時はダメなんやな



  • 高校時代から読みまくった柘植作品

    最近はマンネリ化している感が否めない。
    自然災害サバイバル物ではもっと面白い作品があったように思う。

    本作ももう少し、生存術に焦点を当ててほしかったが、大半が火災で被害を受けてしまうというのも、最悪のシナリオを考えての事だと思うけど、ワンパターンだった。

    グリーンベレーの蜂田迅シリーズや「前進か死か」、戦国、幕末の大航海物などが思い出深い。

  • 一気に読んでしまった。

  • 9784569677989 333p 2012・3・19 1版1刷

  • 会社で震災訓練を担当することになるので、勉強にと思って読んだが、自分だけでなく会社の想定している事態もまだまだ甘いものと知らされた。

  • 「近未来ノベル」なので雑学カテゴリに分類してしまいましたが,大地震,津波の恐ろしさをとてもリアルに物語っています.

  • 首都圏直下型地震をシミュレーションした小説。

    この作家の特徴として、書き方が説明的過ぎます。
    どういうシチュエーションで、どういう事が行われるかは
    わかりやすいですが、こと“小説”と見た場合は、
    セリフが説明的すぎて、イマイチ・・・。

  • 東日本大震災から1年以上が経ちました。
    新聞では数年後に関東に大地震がくる確率70%超!という
    記事で話題を賑わせてますね。

    この本は首都直下型地震の
    最悪の状況を想定したシミュレーションです。

    2つの地震+津波を想定したもので、
    過去の震災と現在の首都の状況が
    大変によく分析されてます。

    今現在の首都の湾岸地域の現状と
    地震発生直後の地盤沈下の要素も加え
    よりリアルに起こりうる被災状況が書いてあります。

    東京の地区名などはリアルに使用しているので
    近くに住む方が読むとゾっとすることでしょう。

    これは決して単なる小説として思えず
    今、目の前に迫っている危機に対する
    警告・警報だと痛感します。

    自分の命、家族、友人、財産を守る確率を
    少しでも上げたいと思う方は
    この本を読む事を強く薦めます!!

    災害対策グッズ、見直してみよーっと。

  • 実際の地名で書かれていることもあり、イメージがわきやすく一気に読むことができた。

    2種類の地震が同時に起こるという極単な設定ではあるが、読書に危機感をもたせるという意味では コレはこれでアリかもしれない。

    恥ずかしながらあの地震の後でも大きな備えをしているわけではないので、まずは防災グッズをそろえておこうと思った。

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著者プロフィール

作家、軍事研究家

「2017年 『世界全戦争史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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