- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569679006
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
理屈っぽーい。
言いたい事は解るけど、読むのに時間かかりました。
男子ウケは良さそう? -
脳内マッピングというのは必要。多くの人が共有できればと思う。
-
立憲主義、ポピュリズム・コミュニタリアリズム・リベラリズム・実証主義・プラグマティズムなど、○○主義・○○イズムを100以上解説した本。
各チャプターにそれぞれの主義・イズムの関係も図解されている。
身近な例を出す一方で、思想の元になった古典や原典も多く引用されているのが良い。 -
世の中に溢れる様々な「主義」を網羅した本。
政治的な「主義」から、性癖の「主義」まで。様々。
タイトルに「〇〇主義辞典」とあるものの、
それぞれの主義に明確な定義づけはなされておらず、
また著者が冒頭で述べるように「サンプル集」といった体なので、
少々物足りない印象。その上、なかなか話の筋道というか、
大事な部分が掴めず、結局理解しにくい部分が多々あったのは残念だった。
おもしろいなと思ったのは、実証主義(empiricism)について。
「実際に確かめられることだけを真実として認めよう」ということ
なのだけれど、これは科学的な手法に拠るものである。
しかし、「この科学的用法は使用される範囲が狭いから使い勝手が悪い」とのことで、「たとえば、ある経験をして「心が洗われた」なんて感動を得ても、それを実証できない。同じ条件で同じことが起こらなければならないのだが、「私」という人間は二人といないのだから、「私」の心の動き何て、他人が経験できるはずがないのである」…
結局、
「個人の心に関することは科学では扱えない。だから、文学なんてものも必要になるのである」(108頁)という結びが妙に納得できた。
文学の必要性。
人の心あるゆえに、文学は必要とされる。
本の主旨と関係ないけれど。 -
「他者が欲しがることで、はじめて自分も欲しくなる」
-
ただー主義とかの勉強になれば、と思って買った本。説明だけじゃなくて、筆者の意見がいっぱい入ってて面白かった。だから逆に、どっちの立場にもつかずに中立的な説明だけを知りたい人には向かないかも。
それにしてもこの人博識だなぁ~どうしたらこんなにいろんなことを知って、つながりをきちんと整理できるのだろう。 -
保有状況:所有&購入日:41567&購入金額:660
-
今まで漠然と掴んでいたことが整理され、とても気持ちのよい読書体験でした。
-
中途半端に理解している概念をもう一度、しっかりと理解したくて本書をとった。
事典という標題があるが、一つ一つの「○○主義」について、堅い記述で述べられているのではなく、平易な文章で例示を添えながら書かれているため非常に読みやすかった。
本書をとった目的の通り、曲解や誤解をしていたところも多々あり、自身の知識の修正を行うことができたと感じる。