マネー力 (PHPビジネス新書 82)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569702568

感想・レビュー・書評

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  • 自分の宣伝がちょっと余計。
    ただ今後の米ドルについての考察はおもしろかった。2010年くらいに確か書かれているんだけど、今の現状となかなか一致している。基軸通貨としのドルに魅力がなくなり、利益追求型の米国人含め全世界の米ドル保有者が米ドルを手放し始め、それが国内に還元されインフレが発生するのではということ。それを米国は防ぎたいので、勢力をもつと考えられるユーロの悪評を広め、不安をあおることでユーロ安をもたらそうとするだろうということ。
    今の欧州危機の元がこのところにあったら、かなり大前さんすごいなと思うけれども。

  • マネー力の重要さを教えてくれる。
    ただ、ちょっと宣伝が多いかも・・・

  • 以下のことが学べます(中級者向け)

    ・サブプライムローンの詳細
    ・サブプライムローン前の経済動向
    ・サブプライムローン後の経済動向
    ・世界のお金の流れ
    ・投資の考え方

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  • 割と一般的なことを書いてあることが多く、また最後の方は自分が開催する塾(セミナー)の宣伝的なところもあるが、割と説得力があるように思う。日本は国と円を無条件に信用しすぎていて、したたかさがないという内容。「ホームレスマネー」の行き場を注視して、長期運用&分散投資とともに、短期投資と組み合わせて運用せよ、という内容。

  • 1日で読み終わって、やる気になる。

  • 正直言って、ありきたりで普通の内容。ただし、「ハイパー・インフレをものともしないブラジル人のマネー力」の項は、事実に基づいた非常に迫力のある記述であった(詳しくは引用にて)。経済情勢に関しては、100の予測よりも、1つの実例の方がよっぽど役に立つと思う。

  • 『マネー力』本当に必要だと思いました。いままで考えてこなかったこと、当たり前のようにしていたけど、よく考えるとおかしなことなどに気づかされました。

  • 大前研一の「マネー力」を読んだ。
    5章の後半と6章はご自身の大学院の紹介なので速読。

    ・今後は、中国、インドに加えて、
     アメリカとの関係で距離があるロシア(2012年?)に注目する必要がある。
     カザフスタン・ウクライナも。
    ・2009年のどこかの時点でドルは落ちる瞬間がある。
    ・ヘッジファンドの解消でドルが高くなっているが、一巡すれば今のままではいられない。
     →アメリカ政府はほぼ無制限に約束手形を切っているから。
      依然としてユーロとドルは乱高下する。
    ・基軸通貨はユーロ。
    ・真のマネー力は危機感を持って日々の生活を送っている人。
     →ストリート・スマートをめざそう。

    年末から自己啓発系の本を読んでいるが、
    この本でも同じことが記されている。
    やはり英語は不可欠なんだなぁ。

  • 大前研一:
    福岡県出身。早大⇒東工大学院⇒MIT
    ㍿ビジネス.ブレイクスルー 代表

    日本は資産運用に対して意識も知識も幼児レベル!
    日本の円を信じすぎるな!
    1500兆円の個人資産の大半は老人が預金として動かすことなく所持⇒もったいない!
    相続税をゼロにして、若年におカネが流れるようにしては?
    年数%でも、時間を味方につければ勝てる!日本の住宅は“資産”ではない。20~40年の寿命で、年を経るほど価値は下落。そのうち“負債”に…。
    海外の家は寿命100年以上。価値が上昇する地域も。それを担保に別の家を買うこともできる。
    ⇒マイホームはもつべきなのか?1000万円あるのなら、それを頭金に家を買うのではなく、10年間運用をしてみては?6000万円~1億になれば、家二件ほどになる!

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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