脳を活かす生活術

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569707907

感想・レビュー・書評

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  • 他人と比較する意識は喜びの自発性にブレーキをかける
    弱点は克服するのではなく変化させる。

  • 「笑顔で過ごしている人は、脳を道具で満たしている」
    その通りだと思いました。自分のネガティブな考え方を改めさせてくれる。
    また読み返したくなる本です。

  • 著者は、クオリアで有名な茂木氏である。クオリア自体は数年前から注目されていたが、
    茂木氏本人はごく最近って感じだと認識している。経歴は申し分ない。現在は、
    ソニーの研究所の科学者である。実は、ソニー研究所の科学者はかなりすごい人が揃って
    たりする。茂木氏以外でも。

    内容は、かなり色々な方向に飛んでいし、コンテンツは今まで執筆している内容と
    重なっている事も多いので、一度でも茂木氏の脳シリーズを読んだ事がある人は、
    読まなくてもいいかもしれない。まぁ、その中でも個人的には、

    1.脳と体は同期している
    2.常にニュートラル、新しい刺激を得る
    3.脳のバランスを考える

    この3つが極めて重要だとおもうし、結局この3つに纏められると思う。
    つまり、脳と体は繋がっているので、無理矢理にでも体を動かせば脳は動く。そして、
    偏見を持たずに何事もに接する。それにより新しい刺激にもなるし、新しい刺激はやはり
    脳にも良い。また、利き脳ってのがある。それを意識して、いつも同じ脳を使っているなら、
    意識して反対側の脳を動かすって感じ。

    ちなみに、この3つの中で特に良かったのが3であると思う。実は、これ自体以前にも
    茂木氏は言っていて、単に私が忘れてただけなので、思い出させてくれた事に★5つって
    感じ(笑)私の利き脳は左脳なので、使いすぎている時はあえて左手でペン回しをしたいと
    思う。それか、左で箸を使って食べるとか?

    もう一点良かった格言的なものがあって、それは、

    1.質問でしか人は学べない

    これ、確かにって思う。
    なので、人と会って話す時は、なるべく聞く側に立ち色々と話してもらい、多くの質問を
    したい。

  • 978-4-569-70790-7 c0034¥1100E

    脳を活かす生活術
    希望の道具箱

    2009年3月18日 第1版第1刷発行

    著者:茂木健一郎(もぎ けんいちろう)
    発行所:PHP研究所


    脳の道具箱をたくさんの知恵で満たそう

    ・笑いがもたらす3つのパワー
    ・楽観的になるためのイメージトレーニング
    ・頭のいい人は、記憶の編集能力が高い
    ・悲しいときは、掃除などシンプル作業でリセット
    ・星飛雄馬に学ぶ、逆境こそ変化の踏みきり板
    ---
    毎日の心がけ、習慣で脳が驚くほど働く「脳の現記述86」を紹介

  • 毎日のちょっとしたことで脳は成長する。それも年齢は関係ない。脳は希望の道具箱。
    【瞬読アウトプット58冊目毎分16800文字】
    楽観力を身に着けるには?創造性を鍛える
    ①日記をつける→体験を応用
    ②はてな??で小さな改善を常に考える→無意識に楽しいことを考えられるようになる→【楽観力の強化】
    能のアンチエイジング→新しいことにチェレンジ!好きなものに触れる。好きな音楽を聴く。会話も音楽。相手とのテンポを合わせる。
    やる気がない時は待つのも行動。何が来るかと脳が期待し始める。
    脳は鍛えれば育つ。出来たかできないかは関係ない。努力した分だけ鍛えられる。脳も身体と同じ。
    偶有性・・脳が最も目覚める環境
    「偶有性の海に飛び込もう」いいことも悪いことも、どうなるかわからない環境は脳にとっての栄養になる。
    落ち込んでいる人にはミラーニューロンを活かして、笑顔で接する。笑顔に引きずられて、元気になる。笑顔の人と接する。
    会話・・予測不可能な発見の宝庫。
    「導入」→「相槌」→「質問」本当に知りたい質問が会話を豊かに実りあるものにする。会話がつまらない時は聞きたいことを聞いていないかも?
    自分の感心ごとが何かを悟ることも大事。質問のアンテナを張る。答えの出ない大きな質問を常に考える→世界の一員の実感が持てる。物語を読むのも良し。
    好きなものを語り合うことは、脳のプレゼント交換
    【バブル力】瞬間的なひらめき。マイムーブ。好きなものに熱中する。→バブルが起こると脳は賢くなる。
    脳は失敗すると解決を求め始める。
    不確実性を楽しめる人は脳が元気。個人の時価総額を上げる時代。
    意思決定の回路は自分で未来を決定することによって鍛えられる。

  • 自分を笑える人は客観力がある
    プライドは手放してこそ財産になる:自分の内面に隙間ができて新たな何かを呼び込める、自由になれる
    記憶術:感情をのせる
    たとえ他人に認められなくても自分に進歩があるのが一番
    人生とは限りない往復運動

  • ノーマン・カズンズの「人生の悲劇は死ではなく、生きている間に内面が死に絶えることです」という言葉が印象的でした。

  • なぜかあまり入ってこなかった。

  • 脳の道具箱を満たして楽しく暮らす術。感情の幅が広い人ほど大脳辺縁系が発達していて不確実性への適応力が高い。自分を笑えるのはメタ認知力があるから。好き嫌いといった自分の内なる声に耳をすませる。何もしたくないときは待つことで偶有性を磨く。脳の中にバブルを起こす。意思決定にも訓練が必要。愛を与えることの大切さ。

  • 笑いで逆境をプラスに変える。
    日々自分の行動に疑問を投げ掛け、新しいアイデアを思い付いたらご褒美を与える。
    脳は習慣により育まれ、結局生活習慣そのものが脳である。つまり脳とは身体である。
    記憶と対話して自分を成長させる。
    感情を乗せて記憶する。
    自分の好きな音楽を聴く。
    夢日記をつけて自分自身に耳を澄ませる。
    脳は筋肉と同じで努力した分だけ太くなる。
    脳を左右バランスよく使う。利き手でない手の指を伸ばして開いたり閉じたりする。
    会話のポイントは導入、あいづち、質問。
    自分で自分の道を決めることで脳は鍛えられる。
    愛の反対は憎しみではなく無関心である。というのはマザーテレサの言葉。
    脳の知りたい、分かりたいという欲求の根源は愛である。
    親が学べば、子も学ぶ。
    常に自分の愛するもの、好きなものを見つけながら人生の土壌を耕す。

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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