- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569762463
感想・レビュー・書評
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インターネットは、新しいものというよりも、
本質的なもので、
ツールだったり、
人間的なものだったり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最近本読んでも、中々目が滑ってしまうので、こんな本と言えないのだけど…。
並列するものを否定して、そのものを評価するようなことって、確かに貧しいよなぁ、て。
きっと気付かずにやってしまってる気がする…。
また読み返したい本。 -
クリエイター思考の自分にとって印象に残った箇所。
引用
クリエイティブにとっては、定置的な農作業でなく原野を拓いていくような開拓のほうがいいのだと思います。管理できる労働で時間を埋め尽くすよりも、ふらふらした状態を楽しむのが、一番生き生きするし、効率だってよさそうです。
(75頁10~13行) -
面白かった。印象に残った部分を書き出す。
「正直は最大の戦略である」(112頁)山岸俊男さんの著書『信頼の構造』『安心社会から信頼社会へ』からの引用。
「消費者」という人はいない(145頁)
「商品環境論」「評判論」(155頁)
消費こそ生産だ(200頁)
「消費のクリエイティブ」(203頁)
消費のクリエイティブを育ちにくくさせているもの(229頁)否定的な論評の功罪。「いいと思ったものを、他と比べないで誉める」
立候補するという考え方(241頁) -
面白かった。勉強になった。
消費のクリエイティビティ。
世界観を持つこと。
立候補したほうが自由。
精神的に無垢な時代があったことも後悔しない。
もやもやと心にあって、あ、そうなんだ!
って思うことが多かったです。
そしてとても励まされました。
心にあることを心に沿う言葉で表現するのは難しい。
ちゃんとそれができるようになりたいなぁ、と本筋とは違うところで思いました。 -
2001年に出版され現在のインターネットを中心とした情報ネットワークを予言していたと称される本が文庫化。インターネット的なものから社会、思考法、表現法などインターネット創成期に感じた感覚を的確に論じている。
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「なにか革新的なものが発明されたり、びっくりするようなものが登場したりするたびに、これですごく変わるぞ、一気に変化するぞってみんなは言うけれども、目玉の位置や鼻の数は変わらない」という吉本隆明さんの言葉が引用されていた。インターネットがここまで浸透して、いろいろなことが便利になったけど、この感覚は常に持っていたいと思う。
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2014/11/17