民主党政権では日本が持たない

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569774497

作品紹介・あらすじ

友愛外交、基地移設問題、CO2・25%削減、外国人参政権、夫婦別姓、成長戦略の不在…。民主党政権の政策は、国民の「命」も「生活」も守らない。

感想・レビュー・書評

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  • 愛国者必読。

  • 友愛外交、基地移設問題、CO2・25%削減、外国人参政権、
    夫婦別姓、成長戦略の不在…、
    民主党政権の政策は、国民の「命」も「生活」も守らない

    鳩山・小沢のダブル辞任前に書かれたものなので、
    前首相への批判が展開されているが決して賞味期限切れはしていない。
    菅首相に替わってもこの政権の本質に変わりはないからだ。

    先日、ツイッターにも書いたけど、
    自民党政権時代のすべてがよかったとはいうつもりはない。
    しかし、当時は少なくとも日本が滅亡するかもしれないなんて心配しなくてもよかった。
    政権が変わってからは、毎日が不安で仕方がない。
    ストレスたまりまくり。
    このストレスと不安の要因を誰にもわかるよう明確に説明してくれたのがこの本。
    日本にとって百害あって一利なしの政権は1日も早く退場願いたい。

    現政権に対しての批判は一貫しているけれど、
    決して自民党マンセーではないところに好感をもった。

    自民党が年来の支持層(保守派)の失望をかったのは、
    過去の日本の歩みに対する外国からの不当な非難に毅然として
    立ち向かうことができなかったことが、
    大きな要因の一つである。

    1972年の日中共同声明以後、
    日中関係を担ってきたのは歴代自民党政権であり、
    現在の東シナ海のガス田や尖閣諸島をめぐる中国との問題は
    民主党政権によってもたらされたものではない。

    わが国が抱える中国問題が自民党政権時代にその根をもつのは明らかだ。
    それは「日中友好」の名のもとに摩擦を回避し、
    譲歩を重ねてきた政策判断の過誤の積み重ねである。

    と手厳しい。

    反日勢力を斬る(2)のponkoさんが言っているように、
    自民党がほんとうに日本を救おうと思うのなら、
    櫻井よしこさんと同じ視点で保守本流に立ち返ることである。
    党内の若手を起用し、似非保守リベラル派を追い出し、自民党立党の精神に回帰することが必要なのかもしれない。

    最後に、
    ぜひ59ページの在日ウイグル人女性マイヌルハンさんの言葉は、
    政治家だけでなく一般の日本人全員も絶対肝に銘じておくべき。
    どんなメッセージかはぜひ本書を手にとってチェックして欲しい。

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著者プロフィール

ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業。「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局員、日本テレビ・ニュースキャスター等を経て、フリー・ジャーナリストとして活躍。『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(中公文庫)で大宅壮一ノンフィクション賞、『日本の危機』(新潮文庫)を軸とする言論活動で菊池寛賞を受賞。2007年に国家基本問題研究所(国基研)を設立し理事長に就任。2010年、日本再生に向けた精力的な言論活動が高く評価され、正論大賞を受賞した。著書に『何があっても大丈夫』『日本の覚悟』『日本の試練』『日本の決断』『日本の敵』『日本の未来』『一刀両断』『問答無用』『言語道断』(新潮社)『論戦』シリーズ(ダイヤモンド社)『親中派の嘘』『赤い日本』(産経新聞出版)などがある。

「2022年 『わが国に迫る地政学的危機 憲法を今すぐ改正せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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