- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569783062
作品紹介・あらすじ
ゆりとみことを、なかなおりさせる標語を考えることになった。家にかえって、かあちゃんにそうだんしてみたら、なんと、とうちゃんとかあちゃんもけんかしてるみたい。小学1〜3年生向。
感想・レビュー・書評
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4年生読み聞かせに持っていきました。
時間:15分程度
「とっておきの俳句」と同じ主人公たちが、今度は標語を作る話。
https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4569782094
標語とは「どうしたらみんなで楽しく生活できるか短い言葉で伝える。心のドアをノックする感じ」ということ。
まずは交通安全標語。
良い例、みさきちゃん:「あいさつと ルールで作る 朝の道」
悪い例、つよしくん:「赤信号 次に出たのは カニ信号」
つよし:この信号が出たらカニみたいに横歩きで渡らなアカン!
先生:そんな信号あったらこまるやろ~~
次には「なかなおりの標語」
だって同じクラスの仲良し女の子たちが喧嘩してるみたいだから。
家に帰ったらとおちゃんとかあちゃんも喧嘩中みたい!「ラッキー!!」だって仲直りの仕方は喧嘩してる本人に聞くのが一番。
つよしは喧嘩はしないから仲直りの仕方も分からないんだ。面倒くさいし、みんなもつよしでは喧嘩にならない(多分お気楽すぎて)って言う。
「ごめんなを いうなら おまえから」
「けんかしてるひまがあったら なかなおりしろ」
これじゃあなんだか嫌な響き。ますます喧嘩しそう。
「めんどくさい けんかなんて やめておきな」
ううん、これもイマイチ。
「そのけんか みんなみてるよ 心配してるよ」
やっぱりみさきはいいこと言うな、そういえば喧嘩って悪くない。みんなに心配してもらえるし、仲直りでもっと仲良くなれることだってある。
標語が楽しくなってきた、もう少し考えよう。
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4年生もちょうど防災標語を作っていたようです。
絵本というより児童文学でちょっと長かったかな。
面白い標語を作るのでたまに笑い声も聞こえましたが、全体的に反応は少なかったです。
やはり4年生くらいからは反応が静かになりますね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
班ごとにクラスの標語を考えることになった。
どうしたらみんなたのしく生活できるか、短い言葉で伝えるのだ。
コンコンと心のドアをノックできるかな?
〇クラスの子がケンカしてたので、なかなおりの標語を考える。とうちゃんとかあちゃんのケンカ、かあちゃんのカレーの肉が気になるな!薄い肉やったんやろか。残してたしな。
なかよしの標語、よかった!
〇うっかりの標語作っても、うっかりさんは標語を忘れるからムリやで~て、わかる。 -
仲直りしたくなるような魔法の言葉。
「ごめんねは こころとこころの ガムテープ」 -
[墨田区図書館]
図書館でみかけて、幼年童話だけど、読まないかなーと思って借りてきたのに、気付いたら夜読んでいた。うーん、何が気をひいたんだろう?本当に子供はその時々で何を思って本を取るのか分からない、借りてみるもんだ。
作者の名前に聞き覚えはあったんだけどピンと来なくて、筆者紹介で思い出した!「~の○休み」とかのシリーズだ!あと、「~室の日曜日」。恐らく私だけでなく、息子自身、「易しい本」と認識して読んだんだと思う。
最近モノによっては一人読みをするようになったとはいえ、内容的にはもう少し難しく、ページ見た目はもっと字が小さくてボリュームがあるものを読めるようになるといいなーと次なる段階で焦っていたけれど、こういう本を見ると成長を感じるな。 -
先生がいきなり「標語を作ってください」なんていう。標語ってなんやねん。あ、いいのんできた。「赤信号たまにはでてみろ黒信号」先生におこられた。 標語のテーマは「さいきんクラスで感じていること」やねんて。ぼくらの班は、けんかのなかなおりができる標語を考えることになったけど、家に帰ったらお父ちゃんとお母ちゃんがおおげんかしてて…。
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ポスターを書くときに、ぼくも標語に苦戦したから、先にこの本を読みたかった。また作るときには、参考になりそう。
でも、作り方を説明した真面目な本じゃなくて、おもしろいお話だった。
たい焼きをもらったけど、コロッケがよかったなって思う主人公のつよしとか、友だちとのやりとりに笑っちゃった。(小5) -
(2013-08-03)
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北森先生が、最近クラスの空気がゆるんできたから、標語を作って
ひきしめようと言いました。
班に分かれて話し合っていると、ゆりちゃんとみことちゃんがけんかしている
ことがわかったので、なかなおりさせるための標語をつくろうということに
なりました。
つよしは、お父さんとお母さんにそうだんしてみますが、ケンカ中みたいで、
お話しになりません。
いろいろ自分で考えても、思いつく標語は自分で突っ込みたくなるものばかり。
つよしは、わからなくなってしまいました。