- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569796741
感想・レビュー・書評
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復習と、実践が必要。
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3cやmece、仮説思考など基本的な事しか書かれてないが、全て理解していたつもりでも具体例などを通じて新たな気づきを与えてくれた本。
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MBA Logical Thinking ―
http://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-79674-1 ,
http://www.globis.co.jp/ -
経営学などでおなじみの基本的なフレームワークを簡単に紹介しながら、論理的思考のイロハを解説した一冊。
説明がシンプルで嫌味もなく、全体的に内容も分かりやすいので、この手の本を読み漁ってきたような人にじゃなければオススメ。
ロジカルシンキングはクリエイティビティをもたらす、というようなメッセージが印象的。 -
イシューを大切にする。
問題→原因→真因→対策という流れ。
真因が大きく、複雑な場合は課題設定という形で整理するんだと解釈。
これまでピラミッドストラクチャーと思って使ってた考え方はロジックツリーだったんじゃないかっていう。
ピラミッドストラクチャーは逆からも論理が成り立っているかを確認することが必要。複数の事象からメッセージを導き出したとしても、そのメッセージを語るにはまだ足りないかもしれない。メッセージとファクトの間にあるやつをいかにMECEにするか。 -
MBAスクールなどを運営するグロービズに勤務する著者。スクールの講義にもある、ロジカルシンキングを基礎から解説した一冊。
ロジカルシンキングとよく聞くけれど、実際何だろう、と思っている人にはピッタリな入門書。とにかく読みやすい。「論理的」とは具体的にどういうことなのなのか、がわかりやすくまとめられている。
ロジカルシンキングに役立つフレームワークがまとめられていて、これは教科書的に役立つのではないか。マーケティングの本に欠かせない4Pや4Cについても紹介されていて、ロジカルな物事の考え方について体型的に学べるのではないかと感じた。 -
・ロジカルシンキングのいちばん基本となるルールは、次の四つに集約。
①「そう/そうじゃない」を明確にする
②「なぜなる」「だから」で話を展開する
③ファクトに結び付ける
④論点を抑え、全体をバランスよく考える
・大切なことは、結論をはっきりさせる。
・日頃からあいまいなグレーのものをそのまま放っておくのではなく、白か黒かはっきりさせる思考習慣を身に着ける。
・ロジカルシンキングで自分の主張をまとめる際に、最初にやらなければならないのは「イシュー」を明確にすること。イシューとは「考えるべきこと」「議論すべきこと」、「議題」の意味で、「論点」と言い換えてもいい。何らかの主張をしようとするとき、このイシューがはっきりとしていないと、主張そのものがぶれてしまい、まとまりがなくなってしまう。
・情報というものは、ただ集めるだけならいらでも集められる。リサーチする際には、目的を正しく認識したうえで、どのような情報をどのように集めるかを最初に考える必要がある。最終的にピラミッドストラクチャーで説得力のある主張をするために行うリサーチでは、目的と集めるべき情報は、「枠の足りない部分を埋めるファクト」、「すでにあるファクトが正しいのか検証するファクト」となる。
・キーラインメッセージ葉「私はこれを主張します。なぜなら○○と△△と□□だからです」のように、ピラミッドストラクチャーを支える、一番重要な柱にあたるもの。ここがしっかりしていないとロジックそのものが揺らいでしまう。三段目より下は、それほどMECEにこだわることはない。しかしキーラインは別。直接主張を支える部分でおおきなもれがあっては、とたんに説得力がなくなってしまう。逆に言えば、ここまでしっかり枠組みを考えて「柱」ができていれば、ロジックの強固さは保たれる。イメージとしては、八~九割程度MECE感があれば十分。
・実際の作業としては、ボトムアップとトップダウンの両方向でロジックを組み立て、チェックをし、またロジックを組み立て、と上と下を行ったり来たりしてピラミッドストラクチャーを完成させていく。
・若手のコンサルタントは、いかによいSO WHATを出すかと叩き込まれる。それはSO WHATを考えるほうがWHYに比べて難しいから。
・ロジカルシンキングで問題の本質をとらえ解決を導き出すためには、四つのステップに沿って考えていく。
①問題の特定
まうzは解決しなければならない課題を決定する。正しい解決には、正しい問題設定からのみ生まれてくるといっても過言ではない。WHY 何が問題なのかから、すべてはスタートする。これは、今まで議論してきて、イシュー(論点)を正しく設定るるということともほぼ同じ意味あい。
②問題個所の特定
①で特定した問題において、最も重要な個所を見つけ出す。問題の大きさはもちろんのこと、その問題を改善することによってどれだけの効果が出るのか、つまり改善感度の高い個所を特定する。WHERE どこが最も改善感度の高い問題箇所なのかの質問をする。
③原因分析
②で特定した問題個所について、なぜその問題が生じているのかを徹底的に追求し、解決すべき本質的な原因を明らかにする。WHY なぜ問題が生じているのかを問いかける。なお、WHEREも重要だがWHYの問いかけは、通常一回で終わることはない。本質的な原因追及に至るまで、なぜ、なぜ、なぜを深堀して考える必要がある。
・問題とは、解決しなければならない課題と書いたが、もう少し具体的に書くとあるべき姿と現状との差とばる。あるべき姿と現状が一致していれば何の問題もないが、現実にはそうしてケースは多くない。あるべき姿と現状に違いがある場合は、それをできるだけ小さくし埋める努力をする必要があり、その作業こそが問題解決。 -
若手のコンサルタントは、いかによいSo whatを出すかを叩き込まれます。それはSo whatを考える方がWhyに比べて難しいからです。
ポール・スローン水平思考10のスキル -
どんなフレームワークも使わなければ意味がない。