- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569803982
作品紹介・あらすじ
ガス爆発が起こる理由、水を飲み過ぎるとどうなる?、怖い生物毒、毒ガスを開発したユダヤ人化学者…。思わずのぞいてみたくなる危ない化学のはなし。
感想・レビュー・書評
-
【所蔵館】
中百舌鳥図書館
OPACへ↓
https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000963391詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99377799 -
真面目に化学を勉強してこなかったので、化学に苦手意識があり、全く知識がない人ならとても興味深く読めると思う。もっと化学を深く知りたいと思った。
-
2018/11/20 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1060.html
理科は、面白い!
著者は、中学や高校の理科の実験の話を交えて、楽しく化学を紹介する。
◆ ダイヤモンドを燃やす実験はすごい。簡単に燃えないダイヤモンド!
高価な材料を何とかして燃やそうと工夫する。
◆ カルメ焼きの実験も、興味深い。
お祭りの夜店で売られるカルメ焼き、実験では簡単には膨れないそうだ。
それを工夫して、詳しい作り方(レシピ)が書かれている。
これは、ダイヤモンドを燃やすのと違って、手軽にできそう、試してみようかな!
◆ そうそう、真っ赤なカレー焼きそばも作ってみたい!
ターメリックのクルクミンは、酸とアルカリで色が変わる。
中華そばのカン水はアルカリ性。 ウスターソースは酸性。
おいしい実験です。
◆ また、体にいいと言われるゲルマニウム浴やマイナスイオンや遠赤外線は
効果がないことなども、きちんと説明があって なるほどと納得。
◆ 圧巻は、超高圧での水の「氷」がゆっくりと水中を沈む話。
(水と氷の密度と温度、そして圧力のこと。分子の構造の変化)
面白い本です!
2012/7/12 予約 7/20 借りて読み始める。 8/7 読み終わる。 -
●雑学本として見たら面白かった。
-
元々化学が専門だったので,目新しいトピックはカルメ焼きくらいだったが,楽しく読めた.「アルカリ性食品は・・・」は流行りの健康うそ情報の典型だが,無責任なテレビ情報に惑わされて怪しげで高価な健康食品を買う人が多いのにあきれる.学校で教えてもらった知識を忘れてしまうのだろう.
-
化学を勉強したくなった。
時間ができたら! -
眠れなくなる・・・かは、ともかくとして、化学のシロウトには面白く興味深い内容だった。
まず、ユニークな実験の数々に、ワクワク感がそそられる。
ケーキの上のアラザン(銀色のツブツブのこと)の銀色部分は何でできているか?
という疑問にたいして、メーカーに聞くのではなく、実験をもって解決しちゃうのだ!
実験でわかるんだね!
また、元素的には炭と同一のものであるダイヤモンドは燃えるのか!?
燃えるなら炭火焼ならぬ、ダイヤモンド火焼なる調理方法が可能になるのでは!
との疑問にも、マツタケのダイヤモンド火焼という燃焼実験を行っている。
なんという贅沢!
とまあ、身近なものを題材にするので、ふむふむほほうとなること請け合い。
実験もすんなりの成功するわけではないけれど、
それを乗り越える過程もなんだか楽しそうだ。
私の脳のキャパの問題で、すべてを理解することができなかったけれど、
読み終わったころには化学のへの苦手意識が薄れていた。
図書館スタッフ(東生駒):コロロ
-----------------------------------
普段あまり読まない分野の本なのですが、タイトルに惹かれ、手にとってみました。
「ダイヤモンド火で松茸を焼く!?」「水を飲みすぎるとどうなる?」「折り紙の銀色は金属?」など、化学にまつわる面白いエピソードや、身近なものでできる実験がたくさん紹介されています。
化学が苦手な人も楽しく読める化学の本。
理科教育を専門とする著者によって、やさしく解説されており、興味深く読むことができました。
「化学」は私たちの暮らしと深く関わっている学問なのだと実感できる1冊です。
図書館スタッフ(東生駒):ホーランドロップ
----------
帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/777764 -
金属と燃えるの科学が、面白い。