- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569807300
感想・レビュー・書評
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たまにどっちも有りみたいな解説もおります。
家を買わざるを得ない人もいただろうし、保険に入ることで安心してる人もいるだろけど、一般的な論として面白いです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
経済の内容を分かりやすく書き記そうという気持ちはわかるのだが、このやり方だと、どちらか得かなどその人それぞれの立場になってみなければわかるはずなく、おのずと答えはどちらでも選択可能の余地ありになりかねない。いや実際何問かはなっている。
それだけ今の世の中は複雑化してしまい何が正しくて何が間違っているのか専門家さえ判断尽きずらい世の中になっているように感じる。
その中に投じる一冊としては読む価値はあるのだろうし、著者はもっと経済観念を一人一人が持たなければいけないという警鐘を鳴らしているような気がする。 -
この本は毎回AとBの選択式になっていて
どちらが正しいか直感で答える形になっています。
回答は少々強引な部分もありましたが
どれもなるほどって素直に思える内容でした。
また日常にもあり得ることを題材として
書かれていましたので、とても参考にもなりました。
それとこの本はエコノミスト思考をみにつけてもらう
事を目的として書かれているようです。
エコノミストとは金融を含む経済の基本を学んで身についた人を
指します。エコノミストに興味がある人は読んでも損はないと思います。 -
保険、ランチ、携帯電話など、身近な題材を元に、ストーリー仕立てでエコノミカルな思考が学べる本。
楽しみながら経済感覚が身に付きました。 -
一通り読み終わった。
25問の問いがあるが、25問すべてが生活にかかわるのかどうか疑問。
中には、問題にする必要がないものまである。
もう少し、タメになるような問題を厳選すべき。
さらに、問いに対する解説が冗長。
25問の中には、納得するものが少しあったので、評価は1とはしない。 -
この人は昔は面白かった。特にオプションを解説した新書などはとても良かったのだけど、ここのところはネタがないのか、紙の無駄にしか思えないような本が多い。
本書も日常の疑問25個に対してエコノミストの立場からアドバイス、というクイズ形式の内容ではあるが、どうも納得いかない説明ばかり。クレジットカードの写真を公開されるのと、キャッシュカードの写真を公開されるのはどっちが危険か、のようにわざわざ本にして書くほどの内容とは思えないものが大半。
金利について、ローンを組む時に固定金利と変動金利はどちらがトクか。長期金利で支払うということは、変動金利よりも1%程度高い手数料を支払うことでインフレが起こることにかけるギャンブルのようなものだという。変動金利で支払うことにしても給料がインフレに連動して上がるのであれば問題ないし、目先の支払いを少なくしておいて繰上げ返済にまわしたほうがよいという。でも、インフレに連動して給料があがる職なんてない(しばらくたてば上がるだろうけど、その「しばらく」を乗り切れない人が大半)し、ほとんどの人は急激な金利上昇をヘッジするために固定金利を選ぶべきだと思う。変動金利であれば平均するとトクかもしれないけど、破綻リスクが無視できなくなるのでは。