5日間で「自分の考え」をつくる本

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569818955

作品紹介・あらすじ

ニュース・ビジネス・政治・芸能、どんな話題に対しても「自分の考え」を持っている人になれ! 明日からすぐ使える思考の技を大公開!

感想・レビュー・書評

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  • 雑談力をつけるためにまずは自分の考えをまとめられればと思い、手に取った本。
    齋藤孝さんの本は初めてだったが、驚くほど流れるような言葉の数々!!時事の話から古文、ご自身の経験談全てを交えて説明してくれるので本当に読みやすかった!!

    全ての物事をレビューする
    物事を比較して考える
    否定して考える
    ラジオや本から自分なりの言葉を見つけ蓄積する
    古文やミステリー、新聞など活字のカテゴリーはできるだけ幅広く
    意思決定のためには考え抜くこと

    この本の1日目を読んだ瞬間に今すぐに本のレビューを書きたいとうずうずするほど、ポジティブにやる気にさせてくれる本。
    この本のおかげで「目醒めた」やる気を「習慣化」させられるように努力していきたい。

  • 抽象化はすごく便利な反面、思考を停止させてしまうこともある。肝に銘じておきたいです。自分と同じ意見の人がいた時、それで話終わりそうだけど、弁証法的思考をだして反対意見も考えると思考が活性化する!

  • 何かを見聞きしたら、何かを言える、状態にすること。
    8割は事実情報、2割が自分の考え。すべて自分の考えではない。
    レビューを書く。=褒めるレビューを書く。批判的なコメントは内容把握のハードルが高い。
    自分のキャリアをはっきりさせると信用されやすい。ベテランでなくても素人でもいい。
    レビューの基本はリスペクト。いい部分だけをピックアップして書く。
    レビューのタイトルは、キーワードで結論付けたものを。

    どう違うか、考える=日常的に比較して考える習慣
    比喩、を活用する。
    アウトプットを前提にすれば観察にも力が入る。

    頭の良さは語彙力に出る。
    質問するつもりで、人の話を聞く。そのためにはメモを取る必要がある。
    読書は怠け者のすること(ショウペンハウアー、ニーチェ)

  • 思考力の鍛え方やアウトプットするためのノウハウが書かれた本。
    たくさんのトレーニング方法が紹介されているので、自分のできそうなことから始めてみると良さそう。

    斎藤孝さんの本はとても読みやすく、好んで何冊か読んだことがあり、いくつかの本で繰り返し同じことを伝えている。この本にもある思考力、他にも語彙力、質問力、雑談力などを高めることで生きる質を高めること。そういったことを多くの読者に伝えたいから、いろんなアプローチで多くの読者と繋がる機会を増やしているのかなと思った。

  • 読書記録をつけようと改めて決意するに至った1冊。
    5日間で一通りの思考力を身につけるための方法がわかりやすく書いてある。
    特に、思考力を身につけるための
    何かと比較する(特には対立構造を作りながら考える)は当たり前のようだが改めて書かれると実践しなくてはという気持ちになる。
    また一流人の格言を引用するというのはあまり気にかけたことが無かったので以降実践に取り入れる。
    古典文学については齋藤孝さんが解説した本がたくさんあることを知ったのでそちらを活用して読み込んでいきたいと思った。

    0から自分の意見を構築するのではなく、なにかを活用しそこに考えやエピソードを乗せていく、というのが大きな学び

  • 生活の様々な場面で使える、
    考える力をつけるための技集

    技の数々が今の私にはあまり合わなかったけど、
    情報社会、スマホでなんでも検索できる世の中で
    頭を使うことは絶対に必要だし、
    考えられる大人は重宝されると思う。

  • 題名には、
    『5日間で「自分の考え」をつくる本』
    とありますが、この本を読んだだけでは自分の考えはつくれません。

    この本で、「自分の考え」の必要性を学び、
    自分の考えも持つために必要な方法を知り、
    それを実際に【行動】に移し、【習慣化】することが大切です。

    この本を読んで、できた気になってはいけない!
    あとは自分次第だと気づかされました。


    日常でてきること。
    ・本や映画のレビュー→ブクログ
    ・比較して考える
    ・全く違うところから共通点を見つける
    ・比喩→普遍性のある教訓
    ・弁証法→あえて反対意見を
    ・自分で意思決定する

    本書では、筆者の考えを伝えるために
    様々な具体例・エピソードが挙げられています。
    自分の考えをつくるため、それを伝えるために
    日常からアンテナをはり、そのような考えのタネをいっぱい集めたいなと思いました!

  • 「何かを見聞きしたら何かを言える」という状態であることが求められる時代、何かを言うことはできても、しっかりと自分の考えを言うことはとても難しい。

    本書では、自分の考えをつくるための第一歩として、レビューを書いてみよう、とある。レビューの出来不出来はセンスでなく、練習次第とある。

    書いてある自体は、同じような本でみたことがあるようなメッセージばかりかもしれないが、テレビでの本人をイメージできるからか、なんだか素直に受け入れられることができる。今日からやってみようと思わせてくれる。

  • 「自分の考え」持つためにすべき行動指針、考え方を
    5日間で知り、習慣にできるように教えてくれる本。

    まず1日目としてレビューを書くことってあったので
    書いてみたのですが、話を200文字程度に要約し、じぶんの感想を述べることの難しさを今まさに痛感。

    この本を読んで眼から鱗ってことはないけれど
    あらためて大切なことを認識することができるので
    さらっと読むことがおすすめです。
    (私はアンポンタンなので3時間かかりました)

  • 早速レビューしにやってきた。
    思考力はただじっくり考えて養われるものと仮定していたが、それと同時にこうして動く行動力がいかに思考力に深みを与えるか。それを教えてくれる

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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