- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569827223
作品紹介・あらすじ
孤独を愛しつつも、人と協調し、共感を得て仕事をすることが得意な松浦弥太郎さんが大切にしている静かな内省の時間と人とのつながり方。
感想・レビュー・書評
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松浦さんて、どこか格好つけたところのある人だと想像してたけど、いい意味で裏切られました。
主に40代をターゲットに書かれた本のようですが、30代の私にも充分浸透しました。
特に第1章では、あぁやっぱり外国語を手放してはいけないなと気づけたし、中盤から後半にかけては自分の心の持ちようは間違っていないんだと自信をもらえたり。一方で辛いことを経験した直後にわかったのに、忘れてしまっていたことを思い出して反省したり。
特に参考になったのは、人事を尽くして天命を待つの人事を尽くすはそうそうたやすくないというあたり。ちょうど、このところの自分は気持ちが空回りしていたので、心にとまりました。
全体的に寂しいとか不安という言葉が多く出てきて、漠然とそう感じている人が多い世の中なのだなと。
生きるヒントを与えられるほどに実践できている松浦さんて、すごいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
松浦弥太郎さんの暮らしは美しい。
2週間に一度は散髪に行き、夜は10時に寝て朝は5時に起き、夕食は自宅で7時に。毎朝1時間マラソンをし、お酒も召し上がらないそうだ。
昨晩も友人と居酒屋で6時間も飲んでしまったあげく
風呂も入らず化粧も落とさず居間で朝までぶっ倒れていた私は、いったいどうしたらいいのだろう。。。
(とりあえず土下座でもするか)
しかし、そんな私にも松浦さんは優しく諭してくれるのだ。
孤独であることの大切さ。
嫌われることを恐れないこと。
そして、自分に腹を立てず、嫌いな自分もちゃんと受け止めることを。
淋しくて仕方なかったり、自分が許せなくなったときには
またこの本を開いてみよう。 -
「ひとりですること、みんなとすること」というタイトルは目から鱗!全部人にわかってもらおうとしない、でも自分の中にずっと閉じこもっていてもいけない。それぞれ「ひとりですること」「みんなとすること」がある。
と、タイトル満点なんだけど、中身はふわっとしてて、松浦さんのファンになら響くことがあるかもしれませんが、主観が大きいので、しっくり納得できないことが多いです。
ただ、発見もありました。
仕事上で"人間として"認められようとしない。これは、自分の誠意が全く無碍にされたとき泣きそうになるときに思い出したい言葉。
上だけを目指すのではなくて、共感の器を横に広げる。決めた道を突っ走って視野狭窄になりそうなとき、共感の器を横に広げることならいつでもできるかも。 -
対話にピッタリの本。
読んでいて、納得する箇所もあれば違和感を覚える箇所もある。自分の「芯」が見えてくるような感覚があった。言葉が柔らかくて分かりやすいので、こういった類の本に慣れていない人にもオススメかも。 -
解決ではなく、対処することを目指す。
今日の健康に感謝。
敗者は戦った人のこと。
弱者は戦うことさえあきらめたひと。あるいはたたかうエネルギーが残ってないひと。 -
愛さなくては〜と40歳のための〜をまとめた本。よくまとまっているので、こちらを読んでも良いかもしれないが、わざわざ買い直すほどではない。
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<本書購入にまつわるあれこれ>
鎌倉橋のそばのイベントの際、移動式書店で購入。
背表紙は色あせているし、中には書き込みもある。
それでも、一期一会と思って手に取った。こういう本の買い方もいいな、と思った。もっとみんなが、自由な気持ちで本を手に取るようにするヒントが隠れていそうだ。
<本の内容について>
後ほど追記する -
22時に寝て5時に起き、朝1時間ランニングをして19時には家族と夕食をとる。お酒も飲まず散髪は2週間に一度。
最優先していることは自分の健康。
スッキリ爽快、読んでいて気持ちが良くなる。
自分を大切にし、人を大切にする。
シンプルなことなのに意外と難しかったりするけれど、いまの私からするとお手本のように見習いたい生活。
まずは早寝早起きから。 -
読みやすく、さっと、生き方を振り返ることのできる内容でした。
「人知れず、こっそりと、人のためになにか親切なことをしてみる」
というのが今の私の印象に残りました。
日々、ささやかに、実践していこうと思います。