ロング・ロング・ホリディ

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569827469

感想・レビュー・書評

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  • むふふ、この作品も、小路ワールド全開でーす!ww
    バイト仲間、いいネ!!

  • 札幌が舞台で道民としては親近感

    学生バイトがほとんどの喫茶店での事件
    仲間達で一致団結し解決♪ちゃんちゃん♪♪

    …若者の成長と苦悩を描いてるらしい
    ハッピーエンドができすぎていて物足りなく
    深刻ぶってるわりに端から見るとそうでもないことをこじらせて大層なことをやり遂げた気になって
    …でも若い頃ってそうなりがちかもと思うと等身大のお話なのかも?

  • 大人になりきれなきゃ大人と、大人になろうとしている青年の話。

  •  珍しく毒のある人が出てきます。小路作品的にですが。まあ、主人公の周りは良く出来たいい者ばかりですね。
     お姉さんが何年も実家に帰らない理由が、えっそんな事?って気もしないでもない。もっとえげつない事を考えてしまいました。

  • 心底悪い人が出てこない、小路先生の作品は、安心して読むことができる。
    喫茶店Dでバイトするコーヘーの周囲には、素晴らしい仲間がたくさん。
    甘酸っぱいばかりじゃなく、苦さもあるのが青春。
    1980年代が舞台ということで、ちょっとノスタルジックな雰囲気もいい。
    (ケータイなんて影も形もないのだ(笑))

  • 小路さん、好きなんだけど、外れも多い。これは私はダメだ・・・

  • 他人の事に首突っ込み過ぎでしょ。
    ありえません…。
    その他はいつも通り。

  • 札幌のある喫茶店のひとつの時期だけ切り取って語られた物語。
    起承転結と言うよりも、時はこのあとも続いていくけれど、とりあえずこの話題はこういう結末を迎えた、という話。
    こんな世界があってもいいじゃない。

    ところでこういう店があったら行きたいですか。
    私は行きたくありません。

  • 物語の持つ雰囲気や文章、そして舞台が札幌ということも含めて、とても小路幸也さんらしい作品。
    アルバイト先である喫茶店を舞台にした青春ものなのですが、大学時代のアルバイトのこととか思い出したりして、とても懐かしかったです。
    こんな仲の良いバイト先、憧れちゃいますね♪

    社会人でもなく、でもアルバイトながら責任を持って働く姿って、ホントこの時期特有な気がします。

    小路幸也さんの作品でよくありがちな、まだ物語が続きそうな終わり方、好きです。

  • 小路さんらしい小説です。

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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