「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方 (PHPビジネス新書)

著者 :
  • PHP研究所
3.36
  • (8)
  • (15)
  • (23)
  • (2)
  • (5)
本棚登録 : 279
感想 : 17
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569848662

作品紹介・あらすじ

コロナショックで街から顧客が「消滅」。それでも、売上を伸ばし続ける店があった! マーケティングのカリスマがその秘密を明かす。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 実践してみたくなる事例が多数紹介されていました。これからのマーケティングの考え方の基本になると思います。

  • コアファンのマーケティング。商品企画にますますアート思考が必要になってきている。そんな開発マンが必要なのだが、こればかりは育ててできるようになるものではなくセンスだ。

  • 「コロナ不況」なのに……

    ・営業できなかったのに、前年比150%
    ・同業他社は苦しんでいるが、ほとんど影響がない
    ・宣言終了後、お客さんが押し寄せてきた

    「顧客消滅時代」にビジネスを守るその秘密は……

    ・フロー型からストック型へ
    ・「ファンダム」を作り育てる
    ・感性と価値で市場を創る

    《「お客」をいかに「顧客」にしていけるか》

    カギは「顧客リスト」にあり

    「ワクワク系マーケティング実践会」主宰
    マーケティングの大家 小阪裕司 8年ぶりのビジネス書

    BtoCでもBtoCでも活用できるヒントになる事例が多数掲載されている

  • 【きっかけ】
    ポッドキャストは聞いていたけど本は読んだことなかったので購入

    【内容】
    P99 顧客との絆づくりのポイントの一つが、「自分について語る」ことである。学問的に言うところの「自己開示」だ。人は自己開示してくれた人に親近感を抱く。自分のビジネスにおけるポリシーを語るのもいいだろう。「歴史」を語るのも効果的だ。

    P100 人が集まりたくなる、来たくなる「場」を作ることが必要。一つは、その場所に行くと心が豊かになる。もう一つは「もてなし」。大切なことは思いと工夫。

    P106  ファンダムを作るために効果的なもの「祭り」

    【共感】
    デザイナーがM&Aをして眼鏡店を経営して伸ばしていく実話。
    何度もピンチはあったけど、策を練って取り組んでいく姿に感動した。


    【総括】
    実話なのでとてもダイナミックで楽しく読めた。勇気をもらえる。

  • ポストコロナを描こうとしているが、最初に決めつけがあって論拠が不足している。私には合わなかった。
    Audibleで視聴

  • 顧客リストを獲得するコストは想像以上に高い。

    ファンダムを作る

    生き残る商品は
    - 心が豊かになる
    - コスパがいいもの

  • 人の動きが止まってしまったコロナ禍において
    飲食店などはどう生き延びるのか。

    2020年以降は誰もが直面した大きな課題です。

    ネットビジネスに参入するべきか、デリバリー
    を始めるか。

    実際のところ、このような状況下でも売上を伸
    ばした小売店や会社は存在します。

    コロナ禍では、本来厳しいと考えられる業種に
    おいてもです。

    それらのお店、企業はどのような対応をしたの
    か。

    「ニューノーマル」時代を生き抜く新しいマー
    ケティング論を学べる一冊です。

  • コロナがもたらした環境変化の中、顧客の求めることは大きく変わってきた。
    今までは、単にモノを、購入するという行為から、これからは心を豊かにする事を目指した購買活動になるとのこと。
    そのためには、ファンダムを作り、フロー型の顧客からストック型の顧客を手に入れることが重要。

    B 2Bの事も書かれていたが、どちらかと言うとB2Cのことがメインで書かれた本だった

  • 温もりが感じられるコミュニケーションは提供できているか。

    ビジネスはヒトがなすもので、
    重要な部分は、人と人との関わりと同じですね。

    良き本でした

  • コロナ禍でも売上を伸ばす企業はどんなことをしていたのか、その一端が本書で見えてきたように思う。

    ストックを大切にすること、本質の追求、ファンダム化(この言葉は初めて知った)といったことをポイントとして挙げているが、同時にこの流れは今後も続いていく、コロナ禍で前倒しになっただけというのは、意識しておかないといけないのではないかと感じた。

全17件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

オラクルひと・しくみ研究所代表

「2022年 『「価格上昇」時代のマーケティング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小阪裕司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×