この国は歪んだニュースに溢れている

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569853949

作品紹介・あらすじ

話題沸騰! 発売前重版決定!!

太平洋も横断したし、この機会にすべて話しておこう
●安倍元首相が果たせなかった「脱公明」
●匿名報道を巡る橋下徹との大げんか
●サル痘と統一教会/●大阪維新の会を振り返る
●暴走が止まらぬ検察/●カジノ設立と選挙戦略
●選挙直前にテレビが政治報道を避ける理由
●中国自動車メーカーの襲来 ほか

今まさに正念場を迎える時事問題の数々を、
辛坊治郎が斬って斬って斬りまくる興奮のニュース解説書。

出版に当たって過去に書いた文章を読み直すと、予言めいた書き込みが、時間の経過とともに現実と化していることに改めて驚きます。
私の先見性を誇るつもりはありません。どうやらこの国は今、さまざまな未来の可能性に扉を閉ざし、後ろ向きに走り出しているように見えます。走り出しているものの先にあるものを予見するのは、そんなに難しいことではありません。だからこそ、私のような者にすら未来が見通せるのでしょう。
この事態はマズイです。(本書「はじめに」より)

感想・レビュー・書評

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  • 辛坊さんの声はいつもPodcastで聴いてますが、著書に触れる機会は少なかったです。結構勉強になりました。歪んだニュースには気をつけたいです。

  • タイトル通りの内容でした

    巷のニュースを鵜呑みにしてはいけない、冷静に内容を確認して、自身で判断しないといけない、ということかなと思いました

    役所の利権とそれに群がるマスコミや企業、そんな構造から作られるニュース、本当はこういうウラがあるけど、表向きはこういう事情でこんな感じで報じられている、ということがわかりやすくまとめられていました

    著者がいつもラジオやテレビで言えないようなかなり突っ込んだことが書かれていて、そういう観点でも面白かったです

  •  辛坊氏でないと書けないことがかなり出ている。我々はニュースの裏側を知らないから本当は大変な事態が起きているにも関わらず、気がついていないことが多い。
     日本の家電メーカーが軒並み国際競争に敗れた二の舞を日本の自動車メーカーが演じているのが残念だ。

  • 面白い内容も多い。勉強なった。
    一方で、批判は分かったけど、あなたは批判するだけなの?と思った。


    以下メモ

    公明党も共産党も生活保護受給者に象徴される都市の貧困高齢層が支持基盤で、各選挙区数万の基礎票がある。これなくして自民は当選できない人が多く麻薬。

    年金は物価上昇に伴い賃金が下落したら支給額は引き下げると決められており、今後下落の可能性が高い

    暴走する検察を止める術が日本には一切ない

    スウェーデンは80歳以上の高齢者の積極治療は行わない方針、医療費は全額国費だが、ロックダウンせず、結果的に各国と変わらない状況だった。高齢者の健康意識から感染防止に動いたこと。如何に専門家が間違っていたか。


    通貨の下落、ドルも相当安くなってるが、そのドルに対しても安くなる円、金に対して1/8に20年間でなった

    ミトコンドリアは母親からしか受け継がれない、ミトコンドリアを辿ると祖先がわかる

    視聴率データを実は撮ってるレグザ、許諾した覚えはないが書いてあったらしい。このデータが日本で一番正確。スポンサー契約などの話は電通子会社のビデオリサーチの数字が使われている。世界で有名なニールセンは電通が自分の数字で営業するようになり誰も使われなくなった。
    レグザの親会社は95%中国資本、実はもう日本じゃ無い

    子宮頸がんワクチンの副作用は極めて限定的な人の例しか報告されておらず、かつワクチン接種との因果関係もわかっていない。リスクよりリターンの方が大きい

    記者は役人の手先、誤報や誤認の誘導になる。匿名モザイクの報道も真偽の検証ができず世界ではありえない

    中国の世界中メディアへの宣伝工作、毎日新聞には資金が流れている

  • 電子書籍でまとめ買い。橋本とのトークなどで切れ味鋭い視点でみている著者。とりあえず読んだ感想としては、ちょっと偏った意見かなあ。。。と思いつつ、断定的に書かれていて、著者の意見としては説得力のあるものであり、非常に興味深かった。エビデンス部分は、ちょっと弱いかな?と思いつつストーリーとしてはきっちりしているので、さらさら読めます。子宮頸がんワクチンネタは、ちょうどいま娘がその年代に入ってきたので、いろいろと情報集めてみようかと思った。しかし、著者は安部さん支持派だったのね。

  • 日本は利権に塗れて成長しない、歪んだニュースが多すぎる。

    トピックをばっさり切り落としていくコメントは読んでいて面白かった。

    東芝ハイセンスREGZA
    DNA
    統一教会
    カジノ

    など。

    ただし、これが全て100%ではないし、これを読んで興味が出たことは自分で調べて深掘りしていかないと、と思いました。

  • 今朝も早起きさんで読書のできる幸せ。
    1日一冊ペースで読める充実したお休みです。

    今朝は辛坊治郎さんの新刊『この国は歪んだニュースに溢れている』
    いつもPodcastで聴いている辛坊さんのラジオも分かりやすく、面白く、世の中のことを解説してくれますが、この本も固そうなタイトルですが、とっても分かりやすいです。
    ニュースやコメンテーターが言うことをそのまま鵜呑みにしてはいけない、年末にとっても反省させられる一冊でもあります。

  • およそ同意します。
    一つ間違っているのは、発電と送電をゴッチャにして単純化して説明している部分ですね。これは電気工学的にありえません。太陽光で発電はできても、経済的に送電網にはのせることはできません。

  • ちょっと最近氏の著書の内容がプロレス的になってきているところはあるのですが、本線としては概ねそういうことなんでしょう。雑誌等に掲載している文より、メールマガジン(しかも有料)で個人で発信している文なので、責任は完全に個人に帰属しますし、他社の手が介在する余地がありません(鍋谷氏は多少介在するのですが……) 現実的には辛坊氏と鍋谷氏はほぼ同じと考えて良い感じですので、そこはまあ良いとして。もうちょっと広い場所で発信して欲しいな、とは思います。本人が仕事を絞っているのでどうしようもないのかも知れませんが。

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著者プロフィール

1956 年大阪府出身。早稲田大学法学部卒業後、讀賣テレビ放送に入社。プロデューサー・報道局解説委員長等を歴任し、現在は大阪綜合研究所代表。
「そこまで言って委員会NP」「ウェークアップ!ぷらす」「朝生ワイドす・またん!」「辛坊治郎ズームそこまで言うか!」などのテレビ・ラジオ番組で活躍。近著に『風のことは風に問え―太平洋往復横断記』(扶桑社)、『日本再生への羅針盤~この国の「ウイルス」を撲滅するにはどうしたらいいのか?』(光文社)などがある。

「2022年 『この国は歪んだニュースに溢れている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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