謙信×信長 手取川合戦の真実 (PHP新書)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569854717

作品紹介・あらすじ

「一本気な好漢」ではなく「したたかな謀略家」謙信。「野心的な天才」ではなく「孤独な忠義者」信長。史料を見直しその実像を描く。

感想・レビュー・書評

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  • 信長と謙信
    幕府という権威の元に戦略を進めた上杉謙信
    権威から離れて自由に戦略を進めた織田信長
    2人がそれぞれ越後と尾張を統一するまでの過程や、親密な時期を通して、武田家に対する両者の温度差により長い友好関係が破綻するまで。

    信長か幕府の後ろ盾をなくして、全て敵だらけとなったために壊滅するために魔王とまで呼ばれる残虐な行為に陥ったという見解が面白いなと感じました。

  • 手取川合戦、大河ドラマ天地人を見る迄は
    存在も知らない合戦をタイトルにする本書
    は出版当初は手に取らなかったが、ふと読
    むと誰も知らない謙信(や信長)の思考を
    読んで行動を解説してくれる読みやすい本
    でした、現在認識していた信長の大敗北は
    なかったようだが、二人の関係の破綻を象
    徴する合戦として再認識しておこう
    本書で第一次信長包囲網の意味がひっくり
    返った、近衛前久の思慮ない野心に腹立た
    しい気分だ

  • 二人がある意味似たもの同士という着眼は面白い。

  • 謙信と信長の人生と両者が戦った手取川の戦いのことがよくわかった

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著者プロフィール

乃至 政彦(ないし・まさひこ):歴史家。1974年生まれ。高松市出身、相模原市在住。平将門、上杉謙信など人物の言動および思想のほか、武士の軍事史と少年愛を研究。主な著書に、『戦国の陣形』『平将門と天慶の乱』(講談社現代新書)『謙信×信長 手取川合戦の真実』(PHP新書)がある。テレビ出演、監修、講演などでも活躍する。

「2024年 『戦国武将と男色 増補版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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