【Amazon.co.jp限定】名作映画で読み解く世界史(特典:特別原稿「ショーシャンクの空に」 データ配信)

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  • PHP研究所
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569855400

作品紹介・あらすじ

名作映画には、いい本や古典と遜色ない、作品によっては、文字だけでは得られないビジュアルならではの感動を得られる作品があります。東京大学名誉教授で歴史学者の本村凌二先生が、世界史の教養が身につく、素晴らしい名作映画を厳選し、作品の背景となっている歴史を丁寧に解説します。●ベン・ハー●グラディエーター●レッドクリフ●アレクサンドリア●ブレイブハート●薔薇の名前●わが命つきるとも●エリザベス ゴールデン・エイジ●七人の侍●アマデウス●天井桟敷の人々●風と共に去りぬ●山猫●幕末太陽傳●アラビアのロレンス●ドクトル・ジバゴ●スティング●カサブランカ●ライフ・イズ・ビューティフル●活きる●ニュー・シネマ・パラダイス21の古代から現代までを網羅する名作映画を取り上げます。中には、著者をローマ史研究の第一人者たらしめた作品も!歴史学者ならではの視点で名作映画を深掘りしますので、映画も世界史もより一層楽しめること請け合いです。かつて見たことのある映画も、まだ見たことのない映画も、読んでから見れば、「ああ、そういうことなのか」「だから、こうなったんだ」とより深く鑑賞することができるようになるでしょう。親しみやすい名作映画から、歴史に興味を持っていただき、世界史の教養を身につける一助となる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • この本を読むと、映画と読書がしたくてしたくて仕方なくなるでしょう!

    大学生の頃は話題の大作映画ばかり見ていたが、よくよく思い出すと作品の背景や知識がなく、ふーんで終わってしまうことが多かったように思う。

    人生経験とほんのわずかな知識を手に入れた今見ると、当時よりも面白さや感動がより味わえる気がする。

    さてさて、まずは『ベン・ハー』を予約ポチっとな。

  • 案外観た映画も多く、思い出したりして楽しめた。海外の映画は、自分は知らないけどその国の人にとっては常識、もしくはゆるーく常識、みたいなところを知らずに観ることが多いので、解説してもらえるとありがたい。これ、先に聞いても後に聞いても残念な感じがあるので、知っていることには価値がある、という証左である。

  • 古代ローマ史が専門の歴史学者の語る映画。
    取り上げられた映画は21本。
    作品の歴史的背景の解説がわかりやすく、観たことのある作品は観直したくなるし、観たことない作品は観たくなる。
    日本映画からは『七人の侍』『幕末太陽傳』が取り上げられてます。『七人の侍』は当然取り上げられるよな、という感じだが『幕末太陽傳』を取り上げるところが、粋だねえ。
    文章からはこの先生、本当に映画が好きなんだなあと好感が持てました。
    【観返したくなった映画】
    ベン・ハー
    グラディエーター
    ブレイブハート 
    アマデウス
    アラビアのロレンス
    七人の侍
    幕末太陽傳
    薔薇の名前
    スティング
    カサブランカ
    【観たくなった映画】
    レッドクリフ
    アレクサンドリア
    山猫
    ニュー・シネマ・パラダイス
    ライフ・イズ・ビューティフル

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/801387

  • 著者の経験と知識に裏打ちされた解説で、作品が描く時代に引き込まれる。
    歴史を知る上で、知った上で楽しむ映画。

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著者プロフィール

1947年 熊本県生まれ
1980年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程(西洋史学)修了
現在 東京大学名誉教授
西洋古代史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『愛欲のローマ史』『はじめて読む人のローマ史1200年』『ローマ帝国 人物列伝』『競馬の世界史』『教養としての「世界史」の読み方』『英語で読む高校世界史』『裕次郎』『教養としての「ローマ史」の読み方』など多数。

「2020年 『衝突と共存の地中海世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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