幽霊長屋、お貸しします(一) (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569903194

作品紹介・あらすじ

事件を集める種拾い・お奈津は“幽霊部屋専門”の家守、直吉に出会い――時代小説×事故物件の切なくも心温まるシリーズ第1作!

感想・レビュー・書評

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  • お奈津は読売の穂拾い(江戸で起こる刺激的な事件を集めて記事を書くためのネタ集め)をしている。
    その読売の親方から『事故物件』の専門の家守(不動産屋)の直吉に張り付いて、ネタを仕入れるように言いつけられる。

    その幽霊騒動に巻き込まれながら、お奈津は成仏できない幽霊の哀しい過去を知っていく。

    怪談というよりも人情話って感じです。面白かったです。差配と家守はまた違うものなんですね。

    やっぱり江戸のお仕事小説は面白い♪

  • お安とねこ一座の話がよかった
    直吉さんの両親の神隠しの謎が次巻に

  • お奈津が若いうえに種拾いという職業柄、ちょっと浅はかに見える。ただ周りから指摘されるし、真摯であろうと思っているので、上手く折り合いをつけていけると良いなと思います。シリーズ物と言う事であれこれ疑問がそのまま残っている事もあって、ふんわりぼんやりした印象なので、これからに期待。


  • 最初は少し不気味にも感じて、第1章はイマイチかなーと思いながらも読み進めてみると第2章以降はスっと話が入り込んで一気に進められました。

    直吉がどんな人なのかがこれから分かってきそうで楽しみです。

    個人的には最後の猫の話が面白かったかな。

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著者プロフィール

小説家

「2023年 『幽霊長屋、お貸しします(一)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

泉ゆたかの作品

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