京都祇園もも吉庵のあまから帖8 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569903682

作品紹介・あらすじ

かつて芸妓であったもも吉が、京都・祇園の片隅で、甘味処を営むようになったわけとは。大好評「祇園人情物語」のシリーズ第8巻。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズはとてもすき。
    人間味があってあたたかいし、
    心に響くから。
    いつかは完結するのかな。
    そう考えると寂しいな(⁠◡⁠ ⁠ω⁠ ⁠◡⁠)

  • 美都子が前回10年の大恋愛に幕を閉じてしまった所に、美都子を子供の頃から好きだった隠善が美都子を支えてくれそうな予感がしてきて、こちらがまとまってくれると良いなぁ。

    そして、又も朱音に想いをよせる夢遊が惚れ直す機会を得て、こちらもどうなるのかヤキモキしちゃいます。

    もも吉の過去が本当の意味で明かされ、切なかったです。いつか本当の父親と再会して欲しいです。

  • 謎とき、人情に、京都のエッセンスが加わるので、とても心地よい。柏井さんの鴨川食堂などのシリーズに似た感じ。
    もも吉さんの過去のお相手が気になる❕も、もしや?と期待している。

  • 第一話を読みながら、この物語は人としての生き方を示してくれる月刊誌の「致知」を読んでいるように感じた。
    京言葉がサクサクと快く響く。
    実際に路地での下駄の音さえもが聞こえてきそうで、その場所に一緒に居るような一体感になれる人情味ある物語。

    女将もも吉お母さんの季節に合わせた着物や帯の柄など、細かい所の描写からも、京女の「粋」が随所に感じられた。

    京都に行きたいけれどもインバウンドで遠慮をしています。お洒落なcafeや麩もちぜんざいなど甘味処の散策も素敵ですね。

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著者プロフィール

作家・小説家。「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動代表として、「思いやり」でいっぱいの世の中をつくろうと、思わず人に話したくなる感動的な「いい話」を探して東奔西走中。その数は数千におよぶ。著書にベストセラー『No.1トヨタのおもてなしレクサス星が丘の奇跡』、『5分で涙があふれて止まらないお話』『毎日が楽しくなる17の物語』(ともにPHP研究所)他多数。新聞・雑誌・Webなどでほぼ毎日「いい話」を連載中。

「2020年 『101人の、泣いて、笑って、たった一言物語。世の中捨てたもんじゃない!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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