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- Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
- / ISBN・EAN: 9784572004765
作品紹介・あらすじ
「北の国」の黄金王から子どもたちを救いだしたイスは、いとこのアランと黒ダイヤ号に乗り、故郷をめざす。そんなふたりを待ち受けていたのは、なぞの密輸団「陽気な紳士たち」。あやしい人物がつぎつぎとあらわれるなか、姿を消したアランの母親の行方を追って、ふたりはなぞの糸をたぐりはじめるのだが…海辺の町の通りから、今夜も悲鳴がきこえる。母親の行方を追ってアランとイスのなぞ解きが始まる。
感想・レビュー・書評
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アランとイスの冒険の続き。
エイキンのお話は、突然、良い子が殺されてしまうのでびっくりする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原著は95年に出たようですが、津波、体に害を与える光る宝石は東日本大震災の予言のようです。新興宗教の集団、子どもの拉致誘拐暗い事件の続く中イスとアランはアランの母を探して旅を続けます。
前作からのこの二人組にはテレパシーで連絡を取り合う能力があり、危機に瀕するとほかの登場人物もその力が使えるようになります。自分の才覚ひとつで大人と渡り合ったダイドーやサイモンのお話の方がやはり魅力がありますね。ただ、アランとイスの向き合う事件は規模がずっと大きいのでこうでもしないかぎり乗り越えてはいけないと作者は思ったのかもしれません。
それでもストーリーテリングの面白さは相変わらずで、ついつい読みふけってしまいました。
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