どこまでも殺されて

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575230581

感想・レビュー・書評

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  • ミステリーのジャンルなのでしょうが、怖かった・・・
    ドンデン好きな人にはたまらないですね。

    連城 三紀彦 先生、合掌。

  • 「どこまでも殺されていく僕がいる。いつまでも殺されていく僕がいる」
    7度も殺され、今まさに8度めに殺されようとしているという謎の手記。
    そして高校教師・横田勝彦のもとには、ある男子生徒から「僕は殺されようとしています。助けて下さい」という必死のメッセージが届く。
    生徒たちの協力を得て、殺人の阻止と謎の解明に挑む横田だが・・・。

    一体、この殺され続ける僕はどういうわけなのか。
    何かからくりがある、とは思いつつ、それを思い付けずにどんどん読まされてしまいました。
    そして、横田に助けを求めている生徒は誰なのか。なぜ名前を言わないのか。
    全てが明らかになった時、これまた巧いなぁと唸ってしまいました。
    なるほどなぁ。

    身構えていてもやられてしまうという。
    連城さんの、この構図を反転させる手法の巧みさには驚嘆してしまいます。
    この様式は道尾作品より美しいんじゃないでしょうか。

  • あ、これ、ちょっと前に話題になった某作品とオチが似てる。

  • 怖かった…!

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著者プロフィール

連城三紀彦
一九四八年愛知県生まれ。早稲田大学卒業。七八年に『変調二人羽織』で「幻影城」新人賞に入選しデビュー。八一年『戻り川心中』で日本推理作家協会賞、八四年『宵待草夜情』で吉川英治文学新人賞、同年『恋文』で直木賞を受賞。九六年には『隠れ菊』で柴田錬三郎賞を受賞。二〇一三年十月死去。一四年、日本ミステリー文学大賞特別賞を受賞。

「2022年 『黒真珠 恋愛推理レアコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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