断鎖"Escape"

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 347
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (375ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575234138

感想・レビュー・書評

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  • 革命シリーズ一作目。
    ハードカバーで集めてます。
    亮司がすごく好きなので、どうにか幸せになってもらいたいんですが……どうかなぁ。

  • プラチナ・ビーズで登場したサーシャが鮮やかに再登場します。
    もうそれは鮮やかに(笑)
    十巻完結の第一弾です。
    巻を重ねるごとにだんだん登場回数が減ってくるという泣きそうな事実にもめげず、
    彼と彼が起こす革命の行く末を個人的に見守っていきたいと思います。

    文庫でも出ているんですが、ハードカバーの背表紙の「蛇使いの女」が綺麗なので、
    ハードカバーがお勧め。

  • 革命シリーズ第一巻。
    亮司という名の坊ちゃんチンピラが、サーシャっていうフェロモンを噴霧しまくってるちょっとアレな人に、
    「革命を起こさないか」
    と持ちかけられ、それを機に人生大きく踏み外しますよ、という話です。
    亮司はいいこ。

  •  五條氏初接近はこの本でした。「R/EVOLUTION」=革命シリーズのEにあたる第一弾ってことで、これから十年間かけて刊行していくというその壮大さに当初はびっくりしたものです。

     主人公の亮司があたふたしてくれたので、すごく感情移入しやすかった。ラストの亮司の両親のくだりはああ、よかったなぁと素直に思いました。(親子ほのぼのものには弱い) で、その後の革命シリーズの続巻でももちろん亮司は登場するんですが、どんどんパワーアップしているのに驚愕。
     どんな按配かと言いますと、以前は密航者用のパスポート偽造などしていたが現在は(いろいろ)超絶男・サーシャに雇われ銀座でギャラリーを開いている。で、しかも(真っ当な道ばかり歩んできたわけではないので)それなりに汚いことも知っているはずなのに、本人の意思関係なしに滲み出る育ちの良さのせいで眩しそうに(…)見られたりする。極めつけは三作目心洞ではミューズ(=芸術の女神)とまで称される。巻を追うごとに出番が少なくなってきているがそれに反比例する形できらきら度は上昇中。五條氏……?(問いかけるように)
     とにもかくにも二巻で登場した際には猫を被っているのかそれとも一皮向けたのか、ホントに気さくなにいちゃんになっててびっくりしました。でもその後登場するサーシャに対しては昔を思わせるようなつっけんどん。悔しいんだろうなぁ、きっと(笑)。
     革命シリーズには全作通して出場予定(恐らく)なので、すごく嬉しいです。彼のポジションは正統派ヒロインなんだと信じて止まない。きらきら〜。

  • 2/15

  • 密入国の手引きをする会社で働く『平凡な男』が、魅力的で不思議な『謎の男』と出会い、アジアの趨勢に翻弄されながら己を確立させていく。密入国や中国の政治活動など、好みの題材ではなかったけれど存外に楽しめました。
    2007/12/23

  • 革命シリーズ1作目。


    亮司くんとサーシャの関係に注目。

  • プラチナビーズのフェロモン男ことサーシャのやろうとしている事とは。
    愛。
    ハードカバーで揃えようとしてる。

  • 『革命を起こさないか、この国に』<br>

    なんて口説き文句だろう。真っ赤な薔薇背負って、こんな言葉で口説いて様になるのは、後にも先にもサーシャだけでしょう。<br>
    全10巻構想の一巻目。余談ですが、背表紙も美しい。

  • 革命シリーズ第一弾。
    「革命を起こさないか、この国に。」
    サーシャのキメ台詞通りまさに革命的な本だった。
    自由と危険の交じり合う世界観や文体に引き込まれる。

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著者プロフィール

大学時代は安全保障問題を専攻。大学卒業後、防衛庁に就職し、調査専門職として勤務。退職後、フリーライターを経て1999年に北朝鮮問題を題材とした『プラチナ・ビーズ』で作家デビュー。2001年『スリー・アゲーツ』で第3回大藪春彦賞を受賞。

「2018年 『焦土の鷲 イエロー・イーグル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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