- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575236408
感想・レビュー・書評
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静加怖すぎる。子どもとは思えないことをいろいろと…。
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面白くない!
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全部読んだわけではないけど、
今まで読んだ誉田作品の中では一番好き。
内容的には共感し得ない作品ではあるけど
短い話が一つにつながり引き込まれてあっと言う間に読み終えた。 -
2011.5.27
切なくて救い様のない話。
静香は何を求めていたんだろうか。
話が様々な人の視点から進んでいくが、いまいちピタッと最後にはまらない。わかるんだけど、スッキリ感はあまりなかったのが少し残念。 -
5つの短編のようで、すべてが繋がっているという構成。
誉田哲也氏の警察ものは結構好き。
グロすぎず、軽すぎず。
ただ今回は登場人物が多すぎやしないか!?
いかにも関係ありそうで、実はあんまり関係ないんかいっ!って
人が多くて、途中で分からなくなりそうになった(^^;
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内容(「BOOK」データベースより)
5つの殺人事件。
果たして刑事は真実を見たのか?果たして女は幸せだったのか?
今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
木を見て森を見ず――。
細部に注意しすぎ、肝心の全体を見失うことのたとえで、事件捜査において、最も避けなければならないことである。
この小説に登場する刑事は皆、これを徹底し犯人を逮捕していく。だが、彼らは気づかなかった。
その森が想像以上に大きく深いということに……。 -
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5つの殺人事件。果たして刑事は真実を見たのか?果たして女は幸せだったのか?今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
木を見て森を見ず――。細部に注意しすぎ、肝心の全体を見失うことのたとえで、事件捜査において、最も避けなければならないことである。この小説に登場する刑事は皆、これを徹底し犯人を逮捕していく。だが、彼らは気づかなかった。その森が想像以上に大きく深いということに……。今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
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「闇一重」 「蛍蜘蛛」 「腐死蝶」 「罪時雨」 「死舞盃」 「独静加」
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ひとつひとつは違う場所で起きた別々の事件であり、時系列に並んでいるわけでもない。だがそこに、不幸な生い立ちに絡め取られたひとりの女が別々の布を縫い合わせる針の目のように見え隠れしているのである。ひとつひとつの物語は殺人事件の捜査という形になっているが、全体を通して見るときそれは、静加の闇をたどる物語のようである。恐ろしい罪をいくつも犯した静加は非情な人間なのだろうか。否、そうではないだろう。幼い頃のあまりに不幸な体験が彼女を歪めてしまったのだ。静加もまた――というか静加こそがいちばんの――被害者だったのかもしれない。そんな気がする。残忍で冷酷で、とても寂しい一冊である。 -
人の性格は生まれ持ったものなのか。環境か。
思春期の少女の想いに大人が翻弄されている。
哀しいね。