ヒトリシズカ

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 664
感想 : 115
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236408

感想・レビュー・書評

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  • 静加怖すぎる。子どもとは思えないことをいろいろと…。

  • 面白くない!

  • 全部読んだわけではないけど、
    今まで読んだ誉田作品の中では一番好き。

    内容的には共感し得ない作品ではあるけど
    短い話が一つにつながり引き込まれてあっと言う間に読み終えた。

  • シズカこわい。

  • 2011.5.27

    切なくて救い様のない話。
    静香は何を求めていたんだろうか。

    話が様々な人の視点から進んでいくが、いまいちピタッと最後にはまらない。わかるんだけど、スッキリ感はあまりなかったのが少し残念。

  • 5つの短編のようで、すべてが繋がっているという構成。

    誉田哲也氏の警察ものは結構好き。
    グロすぎず、軽すぎず。

    ただ今回は登場人物が多すぎやしないか!?
    いかにも関係ありそうで、実はあんまり関係ないんかいっ!って
    人が多くて、途中で分からなくなりそうになった(^^;

    ***********************************************************
    内容(「BOOK」データベースより)
    5つの殺人事件。
    果たして刑事は真実を見たのか?果たして女は幸せだったのか?
    今、注目を浴びる著者の連作警察小説。

    木を見て森を見ず――。
    細部に注意しすぎ、肝心の全体を見失うことのたとえで、事件捜査において、最も避けなければならないことである。
    この小説に登場する刑事は皆、これを徹底し犯人を逮捕していく。だが、彼らは気づかなかった。
    その森が想像以上に大きく深いということに……。

  • 図書館にて。
    短編集と思ったら、連作の長編だった。
    設定がなんとなく石田衣良っぽいなと思った。ただあの人なら途中で主人公が改心してみたり、彼女に惚れこむ男性が出てきてメロドラマみたいになったりしそうだけど、がっつり冷たくて残酷で、でもお涙ちょうだいじゃない、読みごたえのある小説だった。
    悪くない。さすがですね。

  • +++
    5つの殺人事件。果たして刑事は真実を見たのか?果たして女は幸せだったのか?今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
    木を見て森を見ず――。細部に注意しすぎ、肝心の全体を見失うことのたとえで、事件捜査において、最も避けなければならないことである。この小説に登場する刑事は皆、これを徹底し犯人を逮捕していく。だが、彼らは気づかなかった。その森が想像以上に大きく深いということに……。今、注目を浴びる著者の連作警察小説。
    +++
    「闇一重」 「蛍蜘蛛」 「腐死蝶」 「罪時雨」 「死舞盃」 「独静加」
    +++

    ひとつひとつは違う場所で起きた別々の事件であり、時系列に並んでいるわけでもない。だがそこに、不幸な生い立ちに絡め取られたひとりの女が別々の布を縫い合わせる針の目のように見え隠れしているのである。ひとつひとつの物語は殺人事件の捜査という形になっているが、全体を通して見るときそれは、静加の闇をたどる物語のようである。恐ろしい罪をいくつも犯した静加は非情な人間なのだろうか。否、そうではないだろう。幼い頃のあまりに不幸な体験が彼女を歪めてしまったのだ。静加もまた――というか静加こそがいちばんの――被害者だったのかもしれない。そんな気がする。残忍で冷酷で、とても寂しい一冊である。

  • 連作短編集。おなじみの警察を舞台としたもの。面白かったけど、2日に分けて読んだら、登場人物が多すぎて、何がなんだかちょっと分からなくなった。この人はヤクザもよく出てくる気がする。しかし、8歳で児童ポルノの被害にあい、その前からきっと暴力にさらされてきたとはいえ、そんなに何人もを殺し、逃げおおせるものだろうか。警察を相手に。名前を変え、水商売をし、嫌にならなかったんだろうか。

  • 人の性格は生まれ持ったものなのか。環境か。
    思春期の少女の想いに大人が翻弄されている。
    哀しいね。

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著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第4回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール 硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ 硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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