哄う合戦屋

著者 :
  • 双葉社
3.68
  • (39)
  • (145)
  • (97)
  • (17)
  • (1)
本棚登録 : 595
感想 : 144
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236644

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 戦術が今一つ頭に浮かんでこないのは、自分の想像力の乏しさのためなのか・・・。一徹をはじめ登場人物の姿は、しっかりと焼きつきました。

  • 男のロマン。頭は良い、戦略はいうことが出来ないほどに完璧。ところが人には好かれない。彼の凄さを若菜だけが理解できる。

  • 強くて繊細な感性の持ち主。カッコいいけど、ちょっと無理があるような気も…。中盤まではのめり込むように読んでしまいましたが、ラストは切ないながらもちょっと微妙。

  • 軍師としては一流、人との交流は全くダメな石堂一徹を中心に起こる物語。一徹と姫の若菜が繰りなす国づくりはかなりいいものであったが、時代の流れは武田信玄に流れていた。最後には楽園時代を失ってしまうが、一徹が若菜のために策をめぐらす。
    軍師として長けたものの末路は、あまりいいものではない。この話例外ではないが、一徹の夢が少しづつ現実に近づくにつれて、さまざまなストーリーが進行してくる。このあたりを、楽しみながら読める本だと思う。

  • 才能のある人間は 実はたくさんいるんだと思うでも 器のある人間 運のある人間は そんなにいないんだと思う天才っていうのは 実は周りの人間を不幸にする物なんだと思う

  • 戦国時代に埋もれた天才軍師。表紙があまりに和田竜風。 利発なお姫様が登場、そして彼の計画が狂っていく。お約束のパタンではあるが、安心して読める。こうなりゃ都合よく生き延びてくれないものか。

  • よくある戦国もの。新しさを感じない。主人公は戦術のエキスパートとのことだけれど、「すごい、また勝利、巧みな・・・」と絶賛だが、具体的な戦法が描かれていないし、書いてあれば単純なもの。お姫様も容姿、芸、性格など完璧すぎるほどで面白みがない。初作品だそうだけれど、魅力ある登場人物とはとてもいえない。

  • まあ、普通の展開。歴史小説らしい爽快さはあった。

  • 「天下をとる」との野望をもち戦上手な主人公ですが、人を惹きつける魅力に乏しく、戦に勝てば勝つほど、領主にあらぬ疑いをもたれることになる。
    そんな彼が出会った小さな国で、戦によって領土を広げていくことになるのだが、またしてもうまくいかない。
    「のぼうの城」に似ていますね。

  • 主人公の石堂一徹がかっこよすぎる……!そして面白い!一気に引き込まれてあっというまに読了。デビュー作とは思えないっす。

全144件中 111 - 120件を表示

著者プロフィール

東京都生まれ。東京大学工学部卒業。会社員生活を経て、2009年に『哄う合戦屋』でデビュー。その後刊行された『奔る合戦屋』『翔る合戦屋』と合わせて、〈合戦屋シリーズ〉は50万部超のベストセラーになる。

「2019年 『天下奪回  黒田長政と結城秀康の策謀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

北沢秋の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×