哄う合戦屋

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575236644

感想・レビュー・書評

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  • タイトルの『哄う』をどういう意味合いでつけたのかとても気になる。なぜならいろいろと意味不明だから。

  • 武田信玄、長尾景虎の時代、中信濃の小さな城に、天才的な合戦屋、石堂一徹が登場し、小さな領主である遠藤吉弘のもと、周囲の敵を蹴散らしていく。
    領主の娘若菜との触れ合いもあるなか、ついに強敵武田信玄と戦う事となる。

  • 「のぼうの城」路線。軽く読める。
    続編はあるのか?

  • 想像上の人物である石堂一徹を描いた作品。ネットにある本の紹介はこうだ。「天文十八年(一五四九年)。武田と長尾に挟まれ、土豪が割拠する中信濃。山深い名もなき城に、不幸なまでの才を持つ孤高の合戦屋がいた―。『もはや拙者には、富貴も要らぬ、栄華も要らぬ。願うはただ、殿を天下人にすることのみでござる』。」ちょっと現代風に脚色しすぎの感はあるが、デビュー作だということを差し引いて考えても、なかなか面白い。出版社が「のぼうの城」を意識しているのは読まなくてもわかるが…。ところで、北沢秋という作者、素性がわからないのでネットで調べたのだが、いまひとつわからない。作者の画像もない。定年後に書き始めたので60代という説もあるが本当だろうか。

  • ただただ雄々しい。昨今の書店お勧めの歴史エンターテイメントにはことごとく裏切られて来たが、これは本物だな。

  • 軍師や軍略メインな話が好きなのでまぁまぁ楽しめた
    自分も無口なのでどこか重なる面もあり…(笑)不器用で男臭い主人公と溌剌としたヒロインのコントラストも微笑ましい
    武将メインの活劇アクションというシーンはあまりないのでそういうのが好きな方はイマイチかも
    読了後、調べてみて架空の人物と知って驚いた
    よく作られてるなぁ…!

  • 男の中の男って感じのすごい主人公だった。

  • 歴史ものだけど読みやすい。
    主人公は合戦屋なので、いかに不利な戦いから勝利を得るかとか、とんでもない策を練るとかいうのを想像してたけど、どちらかというと戦いより人間模様がメインな気がします。
    主人公、一徹のあり方は切なくも美しいもので、そこで好き嫌いが分かれそうだなあ。

  • 戦国時代の信濃あたりの話。どうやら架空の人物を描いているようだが、その時代ならではの雰囲気があって、ぐいぐい読める。戦国時代初心者でも楽しめて、エンターテイメント性の高い話だと思う。
    2014/7/10

  • 読み易い。人には持って生まれた器があり、器の大小、種類、用途があるという話。

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著者プロフィール

東京都生まれ。東京大学工学部卒業。会社員生活を経て、2009年に『哄う合戦屋』でデビュー。その後刊行された『奔る合戦屋』『翔る合戦屋』と合わせて、〈合戦屋シリーズ〉は50万部超のベストセラーになる。

「2019年 『天下奪回  黒田長政と結城秀康の策謀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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