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- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575238280
作品紹介・あらすじ
秀吉の死後に豊臣家で起きた内部抗争を、三成の娘・辰姫を養女にし、天下の平安を願い続けた寧々はどんな思いで見ていたのか?三成・家康の視点を交えて描く「寧々の関ヶ原」。
感想・レビュー・書評
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一般的な関ヶ原。真実は意外と偶然の積み重ねであったりする、
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登場人物それぞれの視点で、秀吉の死から関ヶ原の戦い集結までを追う小説です。
それぞれの思惑が交錯していきますが、あえてここで関ヶ原の戦いを読むぼくにとっては、特に新説もなく、期待の範囲を出ない内容で少し残念でした。
もっと絞った範囲で心理描写の濃い関ヶ原の小説が読みたいと感じました。
そういう意味では、関ヶ原以降の歴史的経緯が縛られるテーマより、信長や幕末など一見突発的な事象の多い時代の方が小説としては面白いと改めて感じました。
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