佐渡・酒田殺人航路 (双葉文庫 あ 43-1 みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575512922

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  • 連続不審火と老人ホームでの殺人事件がどこでどう繋がるのか。阪神淡路大震災復興時のモデルとされた酒田大火も設定に加え、ハラハラドキドキの展開。いかにも怪しい人物、堅物の刑事、きれいな女性...お約束のキャラ設定はベタだが安心感がある。宮沢と田名部のいつもの遣り取りも他の著作同様。トリックは相変わらず無理があるような...。まあそんなところも本シリーズの魅力なのかも知れない。食べたくなったぞ、酒田月系ラーメン!

  • 「みちのく麺食い記者宮沢賢一郎シリーズ」。
    山形の酒田を舞台に連続不審火事件と高級老人ホームで発生した殺人事件を宮沢と警視庁の田名部が追うというストーリー。
    鶴岡のクラゲの展示数世界一の水族館が登場したり旅情ミステリーの名に相応しく、また麺類の描写も食欲をそそるものだった。謎解きにも麺が絡んでくるあたりは麺食い記者シリーズの名前通りですね。
    一方で高齢者問題も取り上げており、社会派作品の面もしっかりしていました。

  • 麺くい記者シリーズ

  • 2009/10/09

  • 購入者:北4巡
    購入日:2009.08.11

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著者プロフィール

1967年、新潟県生まれ。専門学校卒業後、時事通信社へ。経済部記者を務める。2005年『デフォルト 債務不履行』で第2回ダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー。『震える牛』がベストセラーに。『血の轍』『ガラパゴス(上・下)』『不発弾』『トップリーグ』他、映像化作品多数。主な著書に『ファンクション7』『偽金 フェイクマネー』『復讐の血』『共震』『アンダークラス』『Exit イグジット』『レッドネック』『マンモスの抜け殻』『覇王の轍』がある。

「2023年 『心眼』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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