蒼い月 死神と朝食を (双葉文庫)

著者 : 渡辺容子

• 双葉社 (2015年11月12日発売)

作品紹介・あらすじ

要人警護を仕事とする一流愛だが、中身は結婚に憧れる普通の女の子。親友で同僚の野々宮レイの女らしさを横目で見ながら、今日も趣味の筋トレに励む毎日だ。一流愛の婚活歴はすでに一年にもなろうとしていた。そんな彼女の次の仕事はアメリカから来日するVIPの身辺警護だったのだが、彼の正体は謎に包まれていた…。冒険、恋、そして意表を突く展開-長編ロマンチックミステリー!

感想・レビュー・書評

[Bookriumさんの感想 · 2018年10月7日]

一応ボディガードシリーズてすが、八木さんは殆ど登場しない番外編。
途中からどんどん内容がルパン3世みたいになり、主人公である一流愛の妄想が漏れすぎじゃないかとは思うけれど、渡辺作品にしては珍しく楽しんで書いている雰囲気なのでよしとしよう。

[ことぶきジローさんの感想 · 2015年11月15日]

八木薔子シリーズのスピンオフのような作品。八木薔子がチラッと姿を見せるが、主人公は要人警護を担当する一流愛。八木薔子シリーズに比べると随分とソフトでますます現実離れした作品になったものだ。宝塚歌劇団みたいな雰囲気の作品。

個人的には『左手に告げるなかれ』が一番好きだ。

[15さんの感想 · 2019年2月22日]

………渡辺容子が、これか⤵

[chifuyukさんの感想 · 2016年7月31日]

主人公が余りに仕事に専念できてないのにあきれていい加減に読んでしまったが、最終的にはまあまあだった。まあ、とんでもないストーリなので、まじめに受け取らずに流しましょう!

著者プロフィール

1954年、東京に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業。東京都杉並区学童クラブ指導員の後、フリーライター。筑波大学大学院（教育研究科カウンセリング専攻）修了。主な著書や個人通信に『負けるな子どもたち！──スーパーガキ大将ここにあり』（径書房）、「BURST」「もっこ橋」「暗川」「ユーカリ」「いちばんすてきな海」などがある。

「2010年 『乳がん　後悔しない治療──よりよく生きるための選択』 で使われていた紹介文から引用しています。」