黒猫の夜におやすみ~神戸元町レンタルキャット事件帖~ (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 63
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575521924

作品紹介・あらすじ

"行き倒れの猫は記憶喪失の猫又(イケメン)だった!?
神戸元町で猫と人を幸せにするためのレンタルキャット店を営んでいる千早は、ある悲しい出来事を経験して以来、慢性的な不眠症に悩んでいた。さまざまな個性を持つ猫と穏やかな日々を過ごす千早は、ある日、生き倒れの黒猫を拾う。が、その猫は人語を操る記憶喪失の猫又だった!
千早によってナイトと名付けられた黒猫は、レンタル先との相性を猫から直接聞き取り調査。そのうちに、行きがかり上千早と共に人間関係のごたごたを解決するはめになってしまい……。
神戸元町を舞台にした、猫と人間のちょっと不思議なハートフルストーリー開幕!!

感想・レビュー・書評

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  • ずっと一緒にいて欲しいけど、現実問題大丈夫なのでしょうかっ??

  • 猫かわいい。ナイトもかわいい。料理上手の猫とか最高じゃないですか?

  • 軽く読めた。にゃんこ達も可愛かった。

  • 設定が大雑把な感じではありますが、可愛らしい物語。猫なので好意の気持ちが普通より淡いのも微笑ましい。

  • 兵庫県・神戸を舞台にしたファンタジーな物語。人型になるオス猫と主人であるレンタルキャット店の女性が、地元の猫に関わる出来事を解決していく内容です。

    ファンタジー要素があるので、読んでいてほっこりもしますが、けっこうリアルな保護猫を飼う上での問題も取り上げられているので、猫を飼っている人は少し泣きそうになるところもあるかなと思います。

  • しゃべる猫、人間の姿にもなる、という設定に戸惑わなければ楽しめると思います。五つの話が入ってますが、個人的には最後の話がグッときました。
    ともあれ、全体として楽しく読みました。

  • しゃべる猫。しかも人型にもなれるだなんて、、、。作者の猫好き感と心優しさが伝わるちょっと悲しいストーリー。 涙目に要注意!

  • んー、レンタル先のお話メインと思ったら、ちょっと
    違ったー。
    でも、黒猫のナイトや、お店のにゃんこたちが可愛い
    ったら!
    お互いに焼きもちを妬くナイトとあの人とか(笑)
    っていうか、にゃんこで、家事得意なイケメンになる
    とか、ナイトにうちに来てほしーーー。
    DVの話は、ちょっとどうかと思ったけど、でも、
    2人が解決に向けて努力するのだからいいのかな。
    ナイトの過去は衝撃だった。
    辛い過去だから、無意識に封印してたのかな。
    でも、ナイトも前にいけそうでよかった。
    続きがでたら読みたい。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。お茶の水女子大学大学院理学研究科修士課程修了。2012年「朝の容花」で第24回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、『かおばな憑依帖』と改題してデビュー(文庫で『かおばな剣士妖夏伝 人の恋路を邪魔する怨霊』に改題)。幽霊が見える兄と聞こえる妹の話を描いた『損料屋見鬼控え』は霊感のある兄妹の姿が感動を呼んで話題になった。その他の著書に『忍びのかすていら』『学園ゴーストバスターズ』『学園ゴーストバスターズ 夏のおもいで』『黒猫の夜におやすみ 神戸元町レンタルキャット事件帖』 『心花堂手習ごよみ』などがある。

「2023年 『福猫屋 お佐和のねこわずらい(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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