- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784575526356
作品紹介・あらすじ
高坂哲史が両親の遺した定食屋を継いで一年。すっかり定食屋をやりくりしていくのにも慣れた哲史だが、心の迷いをいつものごとく神様に相談していると、またも未練を抱えた魂を憑依をさせられてしまい――!?
肉じゃがになりたいカレー、おばさんののり弁、あの日の粕漬……。どの料理にも大切な人への想いと物語があふれている、感涙のハートフルストーリー第三巻。
感想・レビュー・書評
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面白かった。今回も、軽いフュージョン(笑)に、重い思い。哲史がなんやうまいこと死者と生者をつないでまとめる。が、今回は佐賀の祖父が出てくるので、生者との対話もあって興味深い。そんなに泣きはしないが、いい話。とはいえ、逆順に亡くなった話というのは、ほんとうに悲しいので、やっぱり残された人の悲しみが癒される、というのは良い話だと感じる。
肉じゃがか、カレーか
のり弁
ぶりしゃぶ
焼き秋刀魚
あの日の粕漬け
のり弁食べたい!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
神様が酒好きで、哲史の相談になんだかんだ言いながらのってくれるところや、いろいろな人間模様がみれてとてもよかった。
今回はてしおやを継いで1年になるタイミングでじいちゃんがでてきてハラハラさせられたけどみんないい人ばかりですね。
予期せず亡くなった人が憑依と言う形でも想い人の所にきてくれるとうれしいですね。 -
すでに3作目。
物語の中では1年が過ぎています。
このパターンでいけば永遠に続きそう。笑
気軽に読めてほっこりしたいときに最適ですね。 -
オーディブルで聴いたが、安定した語り口が聴きやすい。3冊目で展開はパターン化しつつあるが、憑依する魂はバラエティに富んでいた。
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第3巻は、哲史の休職期間が終わろうとする頃です。復職か?「てしをや」継続か? そこに佐賀から母方のじいちゃん上京で大波乱! 最終話は、神様の縒り合わせ魂抜きで、初めて生きてる人間どうし、自分の思いを伝えられました。
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この本を読めたことがすごく嬉しい。面白かった。そして、3巻中で一番うるっときた。
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憑依する人達の心残りが自分のためのものではなく、残された人達へのものなので、心温まる内容になってます。悲しみに沈む人達が前を向ける一押しになっていて、良かったなぁと思う。
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これは焼き秋刀魚
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軽く読めて、ほろりと泣ける作風は変わらず。今回は若くして亡くなった話が多くて、ちょっと辛い。まあ実話では無いからそこまで察しなくてもいいんだけどね。