未熟者 (双葉文庫 あ 37-3 伊庭八郎幕末異聞)

著者 :
  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575663815

感想・レビュー・書評

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  • 今朝、図書館で借りて、一気読みしちゃいました。
    戊辰戦争に参戦する前の話です。

  • 同じ作者の「新撰組捕物帖」に出てきた伊庭八郎が主人公ということで、読んでみました。幕末の有名道場の雰囲気が面白い。テンポよく、読みやすいので、長編でもすぐ読んでしまった。続きも読もう。

  • 士道の値
    櫓のない舟

  • 伊庭シリーズ第一弾。
    とても15歳という感じがしないのですが、これからの活躍に期待です。因縁もありますしね。続きを早く読みたいですな。

  • 若かりし頃の伊庭八郎。
    元々あまり知らない人物なのもあってか、ちょっとピンとこなくて、まあ、一通り面白い部分もあったかなあ。といった感じ。

    5年間も竹刀を持たず(しかも虚弱)、いきなり山岡鉄太郎とやりあって、引けをとらなかったのは圧巻だったが、そのぶんリアリティがorz
    あれは実際のエピソード?だったら、失礼ですね^^;

    また、違う作品で伊庭八郎読んでみたいです。

  • 伊庭八郎異聞その1。
    続編が出る前提の内容なので、ほかの伊庭八郎異聞より、真っ先にこれを読んだ方が面白い。
    グルメ伊庭さんの、なんとなく精神的ひきこもり具合が伺えて楽しい1冊。

  • 2011.09.07

  • 伊庭八郎の少年時代の話。
    自分の世界の狭さに気付き、成長を始める八郎。
    小稲との出会いから、小稲について興味がわいた。

  •  秋山香乃さんの幕末もの、大好きです。そして、伊庭八郎も好きです。だから、買ってみました。
    伊庭八郎について少し。
    幕末の剣客、心形刀流。戊辰戦争での活躍が有名(?)隻腕の美剣士。片腕を戦闘で負傷するも、左腕が残っているから戻ってきた、という逸話が残っています。
     その伊庭八郎が15歳の頃のお話し。元服は済んでいるけれどもまだまだ少年、って感じのイバハチが可愛らしかった。イバハチの友達の鱗三郎もまた素敵。優男占い師。因みに18歳。もう大人(笑)二人は読書友達のようですね。羨ましい。
     歴史小説ではなく、時代小説という趣の小説はあまり読んだことが無かったけれど、これは面白かった。

  • 天才剣士、伊庭八郎のデビュー作
    幼い時の経験より剣を一時捨てた八郎の物語
    山岡鉄斎との試合で目覚め、剣の道を目指す。
    プロローグより始まる話が最後に繋がってくる流れ。
    登場人物も適度でよい、今後好敵手であろう誠之助、後ほどの花魁左近太夫、義妹礼、

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著者プロフィール

1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。2002年『歳三往きてまた』でデビュー。2017年『龍が哭く河井継之助』で第6回野村胡堂文学賞受賞。柳生新陰流居合道四段。主な著作に『伊庭八郎凍土に奔る』『密偵』『獺祭り白狐騒動始末記』などがある。

「2022年 『氏真、寂たり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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