化物の村-新・若さま同心徳川竜之助(2) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575665772

作品紹介・あらすじ

浅草寺裏に突然できた巨大なお化け屋敷"浅草地獄村"が破天荒な仕掛けが評判となり連日の大盛況。そんな折り、屋敷内でお岩が殺される事件が起き、南町奉行所見習い同心徳川竜之助が探索に駆り出された。が、次から次へと奇怪な事件が続発。孤軍奮闘する竜之助は、みごと事件を解決して地獄村から出ることができるのか?大好評シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 浅草寺の裏手に浅草地獄村というお化け屋敷ができた。
    元々はその辺りは耕作地に一軒だけポツンとある農家だったが、その農家の一家が心中事件を起こし、幽霊が出るという噂が広まり、その辺り一面誰も耕作しなくなり、お化け屋敷のようになっていたのをヤクザの火鉢の三十郎が、その農家をそのままに辺り一面に拡大し大きなお化け屋敷のテーマパークをつくり、元々戯作の才能があったのか、三十郎は次々と凝った作りと仕掛けを作り大繁盛してると評判だ。
    ところがある日、そこで殺人事件が起きた。
    竜之助は文治と高田と捜査にでかける。

    そうこうしてるうちに、その大評判のためか許嫁の姫さまも抜け出して見にくる始末だったり、竜之助が捜査してるうちに、又しても刺客が訪ねてきたりと、又しても忙しい。

  • お化け屋敷の中の様子が説明が多い割にわかりづらかった。苦手っていうのもあるんだけど、頭の中に様子が浮かばないので入り込めなかった。それに話の流れも少し不自然なところが多かったかな。

  • 2016.8.4

  • こんなおばけ屋敷って、命懸け?

  • お化け屋敷は怖いから、ディズニーランドあたりに行きたくなるお話でした。
    ちょっと謎解きがご都合主義っぽかったけど、頭を使わないでそれなりに楽しめたよ!

  • 浅草寺の裏にやくざが巨大なお化け屋敷を造り怖い怖いと大賑わい。徳川竜之助はこの屋敷内で起こった人殺しの調べにあたるが不思議な出来事ばかり起こる。お化け屋敷というか「風雲たけし城」(古っ!)みたいな空間で色々と起きてそこの空間内で解決するユニークな展開。しかもオールスターみたいにキャラたちが屋敷に集まってくるので、屋敷内のアトラクションと共に楽しめる。ここは良いのだが、肝心のミステリー部分はゆるすぎて拍子抜けしてしまった。ここまで引っ張っといてこれでは寂し過ぎる。所々で笑えて楽しいだけに惜しい。

  • 若さま同心新シリーズの2作目
    いつものキャラの活躍を楽しんでください

  • 見習い同心福川竜之助が浅草寺裏に出来たお化け屋敷で起こる事件を解決する。

  • 新シリーズ第二弾
    浅草のはずれに出現した化物屋敷
    そこで起きた殺人事件に取り組み、次に起こる大きな背景を見事解決する
    よく憶えていないが、前シリーズと登場人物は同じ、そして設定を何か変更しているのか

  • お化け屋敷で起きた殺人事件。
    真相を暴くのに、いつもの仲間たちが。竜之介の働きが少ない。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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