じいじだよ-わるじい秘剣帖 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社
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本棚登録 : 127
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575667226

感想・レビュー・書評

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  • わるじい秘剣帖シリーズの1作目
    2015.05発行。字の大きさは…中。

    老中支配の元目付・愛坂桃太郎(58才)は、倅・仁吾に家督を譲り、隠居をしてから3年が経つが退屈である。人間、やるべきことが無いという事はいかにつらいことだ(分かる)
    そんな時、仁吾が芸者・珠子に産ませた桃子(3か月)を一目見た桃太郎は、目をみはった。
    可愛い……。
    桃太郎は、桃子が可愛く、その世話をするため、珠子と同じ長屋に住む。
    そこで起こる事件を元同僚の元目付・朝比奈留三郎と解決して行く。

    次回は、どんな事件が待っているか楽しみです。

    • seiyan36さん
      おはようございます。
      いいね&コメントありがとうございます。
      風野真知雄さんの作品は読んだことがないので、いずれ読んでみたいです。
      おはようございます。
      いいね&コメントありがとうございます。
      風野真知雄さんの作品は読んだことがないので、いずれ読んでみたいです。
      2019/11/19
    • ぺこさん
      やまさん

      こんにちは!
      最近すごく寒くなりましたね。
      周りは風邪引いてる人も増えてきているので、お互い気をつけて過ごしましょう。
      やまさん

      こんにちは!
      最近すごく寒くなりましたね。
      周りは風邪引いてる人も増えてきているので、お互い気をつけて過ごしましょう。
      2019/11/21
  • 笑えて、人情のある時代小説が好きなので、ストライクです!
    桃太郎じいが大好き。隠居前にも剣豪でありながら、悪だったところがイイですね。たまたま緊急事態宣言後の図書館で見つけたのですが、これからが楽しみです。

  • 2020年1月4日、読み始め。
    冒頭は、「愛坂桃太郎は、今日も一日、退屈だった。」

    1月6日、196頁まで読んで、中断。

  • 2015年5月刊。文庫書下ろし。シリーズ1作め。5編の連作短編。隠居したとはいえ侍が赤ちゃんの孫をおんぶするというのが、型破りで、面白いです。周りの人が、あまり騒がないのが楽しいです。

  • 堅物で面白みもないせがれが事もあろうに芸者と女の子をなした。しかも、養育費を貰えば縁を切るからと言った珠子に、自分の保身を口にするほど、情けない。。。

    そんな珠子を偶然見かけて、話を聞いてびっくり。
    なけなしのへそくり10両を手に、自分が子守も引き受けると。何しろ口の減らない内孫男3人と比べて、珠子の娘桃子の可愛さと言ったら、、、元目付けの愛坂桃太郎は初めて孫可愛さにメロメロに。

    そんな可愛い桃子を守ろうと、同じ長屋に移り住み、危険を少しでも排除しようと、次々と事件を解決!

    この隠居した桃太郎と幼馴染で元目付け仲間でもある朝比奈留三郎との丁々発止も楽しく、豪快な二人の隠居老人の痛快さがたまらない面白さ!、長く長く続いて欲しいシリーズ。

  • 桃太郎は、孫・桃子が可愛いいため、その母・珠子の住む長屋の住人が気になり、調査し始めると、何故か奇妙な事件が発生するというストーリー展開はなかなか面白くて、すんなりと読めた。

  • 家督を息子に譲って隠居した、元目付。
    剣の腕前も、謎解きも冴えわたる切れ者のじじいですが、外孫の桃子ちゃんにメロメロ。
    そのギャップがとても面白かった!
    風野真知雄さんのユーモアのあるセリフと、設定とがぴたりと合っています。
    「姫は、三十一」シリーズも良いけど、やっぱり実力派のじじいが主役ってのが良いですわ。
    これから味のある脇役が増えていくと、もっと面白くなりそう。

  • シリーズ第一弾
    だらしない息子に家督を譲り隠居した処へ息子の隠し子が、甲斐性の無い息子に、子守をしながら事件解決を!

  • 2015.08.18.読了

    今ひとつ面白くないなぁ
    残念だなぁ

  • 切れ者の目付が隠居後に孫可愛さに長屋に住んで事件解決。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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