剣と十字架-空也十番勝負 青春篇 (双葉文庫)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575668650

感想・レビュー・書評

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  • 2023年3月19日
    仲間と敵
    心を許すか警戒するか。
    今に通じるところもあるが
    その判断、生死に関わる時代なんだ。

  • 薩摩示現流との無益な争いを避けるため五島列島へ渡る空也ですが島の道場で修業しつつも長閑に感じる日々はほんのわずか。
    薩摩の追手が迫り別の島へと渡りますが、そこで謎の女しまと出会い、長崎で辻斬りを働いた異国の神父を追うことに。

    プロテスタントであることを隠し神父として何故来日したのか、とか双子の意味とか理由が明かされないまま終わってしまい、何だか中途半端な感じでした。
    しまこと高木麻衣はそのうち再登場しそうな雰囲気ですが西国修業は長崎にも行くのでしょうか。

  • 空也、今度は島へ。

    追っ手から逃れる為に島へ逃げるも、島には島ならではの敵がいました。

  • 居眠り剣法の達人、坂崎磐音の嫡子で、父の背を追うように剣の道を極めたいと武者修行の旅に出た坂崎空也シリーズ。
    薩摩の示現流から恨まれ、追われる身になった空也が無用の戦いは避けたいと向かった先は五島列島。

    江戸を知らない小藩の武士たちとの交流はざっかけなく和やかで、なんともほほえましい。
    父、磐音の時と同じように、空也が人格者で欠点のない凄腕の剣士として描かれていて、佐伯さんは完全無欠のヒーローが好きなんだな、としみじみ思う。
    安心して読めるけれど、その分、展開に驚きがないという一面もある。

    本作では最強の飛び道具である銃が登場する。
    銃や大砲の前では剣は役に立たないかのように思えてしまうけれど、それでも剣の道を志すのは何故なのか。
    空也の武者修行が新たな地で始まる予感。

  • 大磯図書館で借りた。
    最高

  • 坂崎空也は東郷示現流の刺客との無益な争いを避け五島列島に渡った。
    そこでmp格くな鍛錬を自分に課し、空也はさらに大きく成長する。
    なかなか会えぬ眉月とのきずなはどんどん強くなっていく。ただ、面白さは今一つかな?

  • 最終巻で

  • 1月 某dmにログインできなくなり~。1月 20冊

  • 2018.11.25.読了

    佐伯泰英さんのシリーズでは
    居眠り磐音シリーズか一番好き。
    空也君のおかげで
    まだまだ磐音くんのお話を読むことができて嬉しい。
    ますます人間できていく空也くん
    18歳って
    この後どうなることやら…
    次も楽しみ

  • 磐音の嫡男 坂崎空也 青春篇である。
    愚かな闘いを避けるために、八代湊から帆船肥後丸に乗船したのだが、着いた島は、五島列島の福江島。

    空也が、武者修行で、山歩きもして、日々鍛錬をするのだが、、、、刺客は、何処までも追って来る。

    空也は、荷抜けの用心棒も、世の流れを知るために、なってみる。
    商談に、駆け引き、そして、剣の腕前を発揮できるのだが、、、小さい島での出来事は、すぐに、伝わるものである。

    刺客から逃れるために、またもや、行き先を変えなければいけない。野崎島ヘわたった空也は、異人神父のラインハルトを辻斬りをしたことと、謎の女 しまの用心棒たちを殺害したことで、剣を振るう。

    さてさて空也は、何処まで、武者修行へ行くのだろうか?


    親の立場だと、心配で仕方ない。まして、一時は、死んだと、聞かされていたし、どうなることだと、、、

    今回は、まだ、危機一髪の所が、無いだけに、ゆっくりと読めたかもしれないが、読み終えると、つい、次の作品を読みたくさせている。

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著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

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