おれは一万石(25)-不酔の酒 (双葉文庫 ち 01-58)

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  • 双葉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784575671650

作品紹介・あらすじ

亀之助の一件を機に、加賀百万石の前田家と縁を結んだ尾張一門。反定信派の勢いが増すなか、公儀は「酒造額厳守」の触を出す。前年の不作による米不足を案じ、酒の製造を制限するものだが、これにより酒の値が高騰。商機と見た正紀は、高岡藩領内の百姓からどぶろくを買い取り、藩財政の足しにしようとするが──。大人気時代シリーズ、注目の第25弾!

感想・レビュー・書評

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  • 2023年7月双葉文庫刊。書き下ろし。シリーズ25作目。酒を仕入れて売る!またまた正紀は新しいことに挑戦するが、自動的に面白くない勢力が、邪魔をするという、いつものパターンの話。でも、正紀側もそれは折り込み済なのだが…。と、さすがに25作目となると、マンネリです。更に次巻でもこの邪魔は続きそうな…。

  • 領内のどぶろくを仕入れて利益を得たが・・・。

  • 2か月連続発売ということで次巻に続くということか。老中首座松平定信との駆け引きの中での事件。

  • 今回はコメの値上がりで、酒の値段高騰の気配。
    それに加えて、松平定信が酒の値段にまでおふれを出すという。

    たった1万石の高岡藩は、藩領の百姓が自分のために作ったドブロクを買い取ることに。
    江戸の酒の高騰を見据えて。

    何度も尾張藩や高岡藩、前田藩に煮湯を飲まされた定信は、仕返しをしようと謀略を。

  • 90

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著者プロフィール

1951年、東京生まれ。國學院大学文学部卒業。90年、『夜の道行』で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から“第二の藤沢周平”と賞賛される。以後、時代小説を中心に活躍中。「入り婿侍」シリーズは、評論家の縄田一男氏から「著者の新たな頂点」と絶賛を受けた近年の代表作。他の主なシリーズに「おれは一万石」「出世侍」など。

「2023年 『新・入り婿侍商い帖 お波津の婿(三)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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