大阪ハムレット (1) (ACTION COMICS)

著者 : 森下裕美

• 双葉社 (2006年5月12日発売)

感想・レビュー・書評

[マンガナイト公式さんの感想 · 2016年2月1日]

「大阪のおっちゃんと友達になりたくなる」

「お笑い好き」「ノリ重視」「賑やか」「せっかち」。生まれも育ちも関東の私が、個人的に抱いていた「大阪人」のイメージはこんなところでした。このマンガは、そこに「世話好き」そして「あたたかい」の2語を加えてくれた作品。親との関係、近しい人との別れ、恋愛、自分の未来…。大阪という街で様々なことに思い悩む、ごく普通の（あるいは、普通よりも少し不運な）人々を、独特のパキッとした描線と抑制の利いたテンションで描き出した本作には、『少年アシベ』で有名な作者の鋭くも慈愛に満ちた人間観察眼が光ります。おじいちゃんが孫の境遇を想って泣きながら言う、「子供は毎日、幸せにしたらなアカンのに」という台詞が胸に迫る！（鈴木史恵）

[8hatinoziさんの感想 · 2016年1月1日]

なんか、ええかんじ　

[ヴァッホイさんの感想 · 2014年12月9日]

何だか（個人的には）取っ付きにくいんだけど、内容が際どいというかシビアというか…見てしまう感じ。で、ほっこりなのかな。

[syikiさんの感想 · 2014年6月9日]

全４巻＊濃い大阪弁に彩られた人情もの、といえばいいのかな。人間の優しさを信じている感じがとても伝わってきて、何度でも読みたくなる。バレエをがんばるエリカちゃんが好きだな～

[無常さんの感想 · 2014年5月4日]

優しい関西弁マンガ。
市井の人の優しさが嫌味なくサラリと描かれているところが好感度高いです。
業田義家の人情物にちょっと雰囲気が似てるかな。

[goodeverydayさんの感想 · 2014年5月4日]

こういう絵かわいい大好き

[oto0620さんの感想 · 2014年1月13日]

絵柄はギャグ漫画だけど、内容はちょっぴりホロっとさせるとこもあるヒューマンドラマ。

こてこての関西弁がまたいいんですよね。

[文☆芸太郎さんの感想 · 2013年5月2日]

既刊4巻
これは本当に多くの人に読んで欲しい。道徳のテキストにしたらどうだろうか。

[人生≒本×Snow Manさんの感想 · 2012年8月28日]

いろんな意味でこれはこころが震えてしゃーないわ。なんて切ない。

大阪ハムレット
乙女の祈り、おんなの島ー性同一性障害
名前ー不妊治療
恋愛ーあまりにいじらしい

[110001111000000101001101110001さんの感想 · 2012年7月7日]

登場人物がそれぞれにみなコンプレックスを抱えながら、生きて、支えられて、生きてゆく。
森下先生の描く情景に、関西弁が優しく人情を吹き込む。

"そん時は、そん時や。"

森下先生のことばの力は強い。
痛みを知る人にそっと手を伸べるように。

収録されているどの作品もとても素晴らしいです。