この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

著者 : こうの史代

• 双葉社 (2009年4月28日発売)

感想・レビュー・書評

[nuhuaueo0さんの感想 · 2017年8月19日]

「死」と「原爆」が描かれているものの、あまり現実感がない。最後まで物足りなさを覚えながら読んだ。

[tsunehisa3さんの感想 · 2011年2月9日]

戦時下の広島。描かれるのは、純粋で愛らしい少女すずの成長。
彼女の日常を追ううち、緊張がほぐれていくように穏やかな気分になる。
驚くような展開はないが、素敵な絵の一コマ一コマに感動する。文学のような緻密な美しさがあると思う。やはり暗さがない。
ついに伏線が回収される。

著者プロフィール

こうの史代：1995年デビュー。広島市生まれ。代表作は「さんさん録」や、文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞作「夕凪の街 桜の国」、アニメーション映画のヒットも記憶に新しい「この世界の片隅に」など。

「2022年 『ぴっぴら帳【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」