砕かれた街 上 (二見文庫 ブ 1-14 ザ・ミステリ・コレクション)

  • 二見書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (441ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576041285

感想・レビュー・書評

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  • 911後のNYをブロックが描く。
    登場人物が多くてなかなか話を追うのがしんどいが、
    最後にステリの店に主要人物続々と集まってくる場面には、
    今後どう展開するのだろうと期待を抱かせてくれる。

  •  ローレンス・ブロックの描く、911テロの後のNY。
     かなり賛否が分かれたらしいが、分かれるのも納得。確かに、登場人物が強烈すぎる。911の影響と暗に匂わせて(明示してる人物もいるが)いるがそこまで、いく、ものなのだろうか。と、思いながらものすごく説得力があるのは、ブロックの力量がなせる業なのか、それともこれがブロックの感じた911だからなのだろうか。
     とにかく、読み手を迷わせるものである。

  • まだまだ序章って感じ。でも、今までの「泥棒探偵バーニィー」「アル中探偵マット・スカダー」「殺し屋ケラー」などとは、違う話。また、じわじわと引き寄せられます。「盲目の予言者」に近いかな?主要人物が多くて、その話がだんだんと繋がっていく感じ。下巻が楽しみです。

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著者プロフィール

ローレンス・ブロック Lawrence Block
1938年、ニューヨーク州生まれ。20代初めの頃から小説を発表し、100冊を超える書籍を出版している。
『過去からの弔鐘』より始まったマット・スカダー・シリーズでは、第9作『倒錯の舞踏』がMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀長篇賞、
第11作『死者との誓い』がPWA(アメリカ私立探偵作家クラブ)最優秀長篇賞を受賞した(邦訳はいずれも二見文庫)。
1994年には、MWAグランド・マスター賞を授与され、名実ともにミステリ界の巨匠としていまも精力的に活動している。

「2020年 『石を放つとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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