しあわせにできる〈11〉 (二見シャレード文庫)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576062099

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  • 久遠寺との二人の生活が益々ゆるぎなくなっていく中、問題のあった新入社員の信頼も得られ仕事は順調のように思えた。しかしプライベートでは久遠寺を訪ねてきた藪内の事が気になり、たまたま周囲から情報をもたらされ本田自身も逡遵することに。
    久遠寺が人事からの正式な内示を断ったことで社内的立場が微妙になったこと、自宅近くの料理屋「蘭月」の主人と母・静香の意外な繋がりなど憂えることは多く…。

    Hシーンはますます濃くなりました。本田が初めて久遠寺に「好きだ」と気持ちを言葉で伝えたことで更に二人の繋がりが濃くなって。ソファーでの座位の体位がエロいです。

    書き下ろしは、映の娘・深雪視線で映と兄・蒼の確執による悩ましい生活。

  • 深雪ちゃんのお話が良かったです。

  • 【あらすじ:問題児だった新入社員・東郷の信頼を得て、ますます3課の尊敬の眼差しを集める本田だったが、プライベートでは久遠寺を訪ねてきた薮内の存在が気にかかっている。漏れ聞こえてくる過去の二人の確執、重病説…。その久遠寺には異動・転勤の正式な辞令が下るが、固辞したことで社内の立場が微妙なものに。人生の岐路に立った恋人に本田ができることはただひとつ「好きだ」と想いを伝えること…。一方、徳永から託された絵を静香に見せた本田は、彼女と訪れた「蘭月」でついに主人との浅からぬ関わりを知る。過去の苦い出来事があたたかな縁となり、すべてを優しく包んでいく―。
    番外編は徳永家の令嬢・深雪の、かなり悩ましい父兄参加イベント話『令嬢のしあわせ』。 】

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著者プロフィール

1月9日生まれ子供の頃からずっと犬のいる生活を送っています。今は黒柴とキジトラ猫と共に暮らしています。

「2023年 『老舗酒蔵のまかないさん 三 門出の春酒と桜舞い散るお花見弁当』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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