氷に閉ざされて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション ハ 7-18)
- 二見書房 (2008年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576081175
感想・レビュー・書評
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十余年ぶりの再読です。
著者の中で一番好きな
作品♪
雪山へ墜落するんです。
幸い生き残った男女が
瀕死の傷を負いながら
互いに支え合うんです。
零下二十度の夜を互い
の体温で温め合い生き
延びるんです・・・
そりゃ旦那、いい仲に
ならないほうが不自然
てなもんで♡
過酷なサバイバル中に
一生涯のパートナーを
見出すというありがち
な設定。
実際、死が間近にある
ところで人は強く結び
つかずにいられないん
でしょうね。 -
ロマサスの女王、リンダ・ハワードならではの作品。
酷寒の山中に墜落した飛行機で、身を寄せ合う二人は?
ベイリーは夫亡き後、財産を管理し、わがままな継子たちに月々のお金を渡すという遺言に従った生活をしている。
すっかりセレブの妻に見えるが、実はもともと秘書として有能だったことを社長に見込まれたゆえの形だけの結婚だったのです。
いつも頼んでいる小型機に搭乗した時、機がトラブルを起こし山中に不時着。
パイロットのキャムは重傷を負い、一時意識不明に。
ベイリーがまず不安定な機内から抜け出して奮闘。常識を駆使した二人のサバイバルが始まります。
キャムはベイリーのことを典型的なトロフィーワイフ(美貌と若さで富豪と結婚した贅沢な女性)と思い込んで嫌っていたが、それが誤解だと気づき始める。
しっかり者だがそれだけじゃないベイリーがとても魅力的で、女性が読んでも気持ちがいい。
山中で身を寄せ合うサバイバルで前半終わりますが、スリルある状況で、惹かれ合うのも納得。
そして、墜落の謎から後半へ。
ロマンス色はやや薄めだけど、さくさく読めて、面白かったです☆ -
命を狙われ飛行機が雪山に墜落してしまった。
必死のサバイバルが始まる。
めちゃくちゃ面白かった。こういうシチュエーション大好き。
https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11370014033.html -
ロマンス小説らしく先の読める安心感のある展開。
最後の最後が素晴らしい。
これがなかったら、ちょっとありがちすぎてウーン( ꒪⌓꒪)だったかもしれない。
サバイバルものって面白いよね。
バッテリーで火を起こすとか。
よく日本でありがちな木を擦り合わせて火を起こそうとするシーンがないのは何故だろう?
あっちでは、メジャーじゃないのかなぁ?
というわけで、15少年漂流記が久しぶりに読みたくなりました -
こうゆう女がたくましいの好き。遭難するってゆう内容もよかった。どんなときにも、冷静に何をすべきかを考えながら行動していく主人公の男女二人が織りなすストーリー展開にシャキッとした。普通のラブストーリーではなくリンダ・ハワードらしい人間観がスト-リーをよりおもしろくしていた。ラブロマンスをたてつづきに読むときに、間に読むことをお勧め。
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犯人が意外すぎる人でやられた感たっぷり。これには吃驚した。お互いに嫌な奴と思っていたのに結局は惹かれあったのね〜。いつも展開の早い作者にしては今回はのんびりだったかな。それでも数日間の出来事だけど。
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雪山に不時着した元空軍パイロットと、資産家未亡人のサバイバルなロマンス。すげぇ。
私過去にサバイバル教本3冊読んでるけど、火の熾し方思いつかなくて、そのシーンで「ああ、そうか!」とようやく思い出す始末。知識があっても実践できなきゃ意味ないんだよなぁ。しかし雪山で持ってる服全部身につけてサバイバルシートにくるまって寝るとかね、身につまされます。サバイバルシートって実はカサカサカサカサすんごいうるさくて寝返りうつたびにイライラするんだけど、暖かさにはかえられないんだよね。松葉のハーブティーちょっと飲んでみたい。
色々な意味で、プロってすごいとしみじみした。 -
まま面白かったけど、1回読めば十分かな。
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リンダハワードらしい設定とストーリー展開です。ありがちと言えばありがちですが、それでもドキドキハラハラで最後まで一気に読みきりました。
私ももう一度読んでからと思い...
読みたい本に埋もれているので、いつになるやらです^^;
私ももう一度読んでからと思い...
読みたい本に埋もれているので、いつになるやらです^^;