神田川斬殺始末 栄次郎江戸暦7 (二見時代小説文庫)

著者 :
  • 二見書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784576111735

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  • 神田川河岸で、浪人の袈裟懸けでの殺人がおこり、続けて辻斬りがやまなかった。全て、袈裟懸けの同じ犯人だった。

    目付の兄のためにも、二番目の被害者の許嫁のためにも、犯人を捕まえようと、栄次郎と新八は奔走する。

    嫡男よりも全てにおいて秀でていた次男は、いつしか奢りが強くなり、殺人を一度請け負ったことで、殺すことに喜びを感じるようになってしまった。

    兄、栄之進の先輩に当たる天野家の兄弟が犯人ではないかと探るが、そこには家族も、捕まえる側にも、苦渋の選択が。

  • 難事件を解決したとしても、虚しいね。

  • 2012年1月刊。文庫書下ろし。シリーズ7作め。辻斬り事件のお話。栄次郎も人情家だが、その兄も負けず劣らずの人情家なんだ。兄の今後が気になります。

  • 第七弾
    栄次郎と兄、そして母、血は繋がらないが兄弟の情愛と兄の優しさ
    辻斬の犯人探しだが、奥に潜む真相、そして秘められた事情
    結構内容は深いか

  • 12-8 1/13

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著者プロフィール

一九四七年、東京都生まれ。八三年「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。八八年「絆」で日本推理作家協会賞、九〇年「土俵を走る殺意」で吉川英治文学新人賞を受賞。他に「仇討ち東海道」「遠山金四郎」「風烈廻り与力・青柳剣一郎」「栄次郎江戸暦」「蘭方医・宇津木新吾」「親子十手捕物帳」「八丁堀赤鬼忠孝譚」「義賊・神田小僧」シリーズなど著書多数。

「2023年 『剣の約束 はぐれ武士・松永九郎兵衛』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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