- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576131511
作品紹介・あらすじ
借金で破産寸前のマディソン家の娘、シュゼット。莫大な持参金はあるが、未婚のままでは使えない。そこで持参金の一部で借金を返し、かつ自分には自由な生活を許してくれる男性と結婚する計画をたてる。初めての舞踏会で婿探しに奮闘していると、ダニエルという貴族の男性に声をかけられる。ハンサムで聡明な彼に心奪われた彼女は事情を話すやいなや、その場ですぐ求婚!突然の申し出に驚くダニエルも、型破りで素直な彼女の人柄に惹かれて承諾するが、思わぬ壁がふたりの前に立ちはだかり!?
感想・レビュー・書評
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気が強くてキリキリしたヒロインかと思ったら、正直に物申して性欲が強い(!)可愛い女性だった。ただヒーローからの手紙に対してのあの軽率な行動は・・・もうちょっと知的に振舞って欲しかった。
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微笑みはいつもそばにに続く、マディソン姉妹シリーズの二巻目です。
かなりコミカルなヒストリカルロマで、波瀾万丈な喜劇的な作品。
こちらは、前巻での裏話となっているので、前半は前の巻を読んでいないとあらすじのようで、理解しにくいと思います。
前半は、ヒーロー視点が多く、ホットなシーンのみ女性視点に切りかわる時は、ヒロイン視点でメロメロにさせてくれます。
お茶目で強引でおよそ淑女らしくないシュゼット。
初めての女性らしい本能に新鮮な驚きと探究心からダニエルに迫る彼女にタジタジになりながら、死体を隠すために右往左往で、気をそらすためにキスをしてドツボにハマるダニエルとの掛け合いが楽しいお話。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4637.html -
〈マディソン姉妹〉シリーズ2作目
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シリーズ2 『微笑みはいつもそばに』と同時別視点。独立して読めるが続けて読んだ方が断然面白い。次女のシュゼット・マディソンとウッドロー伯爵ダニエルのサスペンスなドタバタ恋愛コメディ。
持参金で借金を返す為結婚をハンサムなダニエルに持ちかけるが…。
死体の始末、殺人、銃撃と盛りだくさんだが、かがみこんだシュゼットのヒップの揺れに誘惑されるダニエルの場面が一番楽しい。
次は3女リサに期待。 -
☆3.5
訳者は前作を読んでいなくても楽しめると書いてるけど
前作読んでないと、すっきりしないところも多いかと。
「前作の裏ではこんなことが」+αで
前半はやっぱり事件のメインが前作カップルに関わっているから
今作の二人に焦点を当てるとちょっとエピソードがおまけっぽすぎて。
おもしろいんだけど。
前半☆3、後半☆4かな。
それにしてもヒーロー母がかっこいい!