鬼の当主にお嫁入り ~管狐と村の調停お手伝いします~ (二見サラ文庫)
- 二見書房 (2019年7月11日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784576191065
作品紹介・あらすじ
私は貴方の許嫁です――。母を亡くした十八歳の綾乃に届いた手紙。初対面の冬晟と一つ屋根の下、手探りの田舎暮らしを始めるが…。
感想・レビュー・書評
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母を事故で亡くし、何もなくなってしまった綾乃。こんな状況だったら、多少怪しい手紙でもすがりたくなるのは分かるかも。その手紙を頼ってたどり着いた村は不思議な雰囲気の漂う場所。「怪しい」とも言えるかもしれないけど、ここでの優しい人たちとの関わりは綾乃にとって嬉しいものだったのだろうなぁ。と思った。冬晟とのだんだん遠慮がなくなっていくやり取りも、見ていて楽しかった。
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綾乃があまり気持ちを言葉にしないから変に縮こまってる感じなんだけど、芯の強さが伝わってくるし、ラストに向けて肝が据わってしっかりしてくるのが良かったです。冬晟さんがというより周りの村人達が凄く良い人ばかりで、ここにこれて良かったねと思います。
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面白かった!綾乃は育ち故ナチュラルに卑屈気味と言うか「与えられなくて当たり前」な感覚なんだけど、基本的にたくましくて真っ直ぐな子で好き。冬晟は微笑ましい好青年。
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