かめ200円 新装版

著者 :
  • フレーベル館
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784577038338

感想・レビュー・書評

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  • 乱暴な兄に無理矢理貯めた200 円をとられた妹が、兄から逃げたカメと仲良く(?)なる。お兄ちゃんのことも悪く思えなかったり、意外とテーマが深くてよかったです。
    字が大きくて読みやすいと思うので、それほど読書が好きでない子にも、男女問わずおすすめしたい。

  • 亀にされた悪い子の話 200円で買ったから200円という題名

  • 特に 自分より 弱い立場の人への 思いやり、自分が やられて イヤな事は 人にもしてはいけない…小さい頃から 身に付けてほしいですね。

  • 兄ちゃんのあきらは、えい子の小遣い200円を持たせてカメを買いに行った。えい子のお金で買ったのに、にいちゃんはカメをいじめたり、自分のものみたいにふるまう。
    でも、カメは逃げて家の床下に入り込んでしまう。カメを探しに、床下にもぐりこんだえい子。でもカメは「兄ちゃんの元にもどりたくない。助けて」と言う。それからえい子は、兄ちゃんに内緒で、床下でカメとままごとをしたりして遊んでいたのだが、ある日、とうとうバレちゃった!
    兄ちゃんは床下のさらに下の穴に入り込んでカメ裁判を受けた。そしてなんと、カメにされてしまった。今までカメにひどいことをしてきたからだ。
    さてこの兄ちゃん、なんとする!?

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著者プロフィール

1922年東京都生まれ。短編「さぎ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞。『鯉のいる村』(新日本出版社)で野間児童文芸賞、芸術選奨文部大臣賞、『花咲か』(偕成社、その後石風社)で日本児童文学者協会賞を受賞。
主な作品に『かさこじぞう』『ききみみずきん』(以上ポプラ社)、『十二支のはじまり』(教育画劇)、『けいたのボタン』(にっけん教育出版社)、『赤いくつ』(女子パウロ会)、『一九四一黄色い蝶』(くもん出版)、『街道茶屋百年ばなし・熊の茶屋』『街道茶屋百年ばなし・子育てまんじゅう』『街道茶屋百年ばなし・元治元年のサーカス』(以上三部作、石風社)『久留米がすりのうた』(石風社)など多数ある。

「2009年 『花咲か 江戸の植木職人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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