澁澤龍彦空想美術館

著者 : 澁澤龍彦 巌谷国士

• 平凡社 (1993年6月25日発売)

作品紹介・あらすじ

渋沢龍彦が好んだ30人の画家たちのギャラリー。渋沢龍彦の美術論を原画とともに。

感想・レビュー・書評

[okashinaanokoさんの感想 · 2017年12月31日]

澁澤龍彦氏が亡くなられて３回忌辺りに出版された単行本未収録エッセイを含む美術画集。
まだ全集が完結する前に発売され、著者のエッセイが付された愛好の作品がオールカラーで惜しみ無く載せられている。当時でも高価だったがかなり無理して購入した。

[白夢さんの感想 · 2011年8月7日]

熊本の現代美術館の読書スペースにて発見。
澁澤さんが好きそうな絵ばかりが入っていて、その説明も載っている。
エロスに満ちた世界は甘くて誘惑的だ。
ただ、値段はとても手が出せそうなものではないので、またの機会に図書館で読みたい。

[やんたんＫさんの感想 · 2006年5月15日]

値段が高かったのは覚えている。シブサワ好みな絵。でも、わりと普通の絵。

著者プロフィール

1928年、東京に生まれる。東京大学フランス文学科を卒業後、マルキ・ド・サドの著作を日本に紹介。また「石の夢」「Ａ・キルヒャーと遊戯機械の発明」「姉の力」などのエッセイで、キルヒャーの不可思議な世界にいち早く注目。その数多くの著作は『澁澤龍彦集成』『澁澤龍彦コレクション』（河出文庫）を中心にまとめられている。1987年没。

「2023年 『キルヒャーの世界図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」