帰ってきた悪の魔女(ザ・ランド・オブ・ストーリーズ2)

  • 平凡社
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本棚登録 : 187
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582315127

作品紹介・あらすじ

お母さんが悪の魔女にさらわれた! アレックスとコナーは〈ランド・オブ・ストーリーズ〉に戻り、フロッギー、赤ずきんらの力を借りて魔女を倒すべく「奇跡の杖」を探す旅へ。お母さんを無事救い出せるのか?


シリーズ第2弾! ハリウッド映画化決定!(全6巻)
金原瑞人氏、山形浩生氏推薦!

感想・レビュー・書評

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  • 一作目同様凄くハラハラドキドキの作品だった!

  • 泣いた

  • 1作目より,よくできている~おとぎの国のフェアリーマザーの血を引くアレックスとコナーの母親に求婚しようとしているのは母が勤めている病院の医師でボブという名だ。犬で丸め込まれてボブの応援をする気になった二人が,母親の帰りを待つが,いくら待っても帰ってこない。お祖母ちゃんからの知らせは,死んだはずの悪の魔女が生き返って,復讐のために,魔法後継者だと勘違いして,二人の母を掠っていったらしい。アレックスは祖母の小屋に辿り着き,沼の絵の前で祈りを捧げ,心配で跡を追ってきたコナー共々,ドワーフの森の池に墜ちたことを悟った。フロッギーと再会し眠れる森は悪の手に落ちたこと,他国も同様の危機の縁にあることを知る。赤ずきんとフロッギー,ジャックとゴルディロックス,ジャックが盗んだハープと共に最悪の敵の宝を集めて,無敵の杖をつくることにして,気球で冒険の旅に出る。雪の女王の杖,シンデレラの継母の結婚指輪,海の魔女の宝石などを合わせて,アレックスはアナザーワールド生まれの悪の魔女に立ち向かうが,彼女からプライドを奪ったが,考え直して思いやりをむけることが一番だと気づく。シンデレラの継母と義理の姉を連れ,母と義父のボブとコナーは帰ろうとするが,アレックスは後継者として残る。物語は終わりそうもない~けど,思春期直前の子を持つ母親の再婚って,アメリカ的だね。うまく行くと良いけど

  • またあっという間に読み終わってしまった…。
    冒険自体はうまく行き過ぎ感が相変わらずあるんですが、モチーフや布石が最後にカチッとハマる感が上手いんですよねぇ。

    コナーがどんどんかっこよくなってる。手の打ちようがないと諦めて滅びを待つより可能性に賭けたいとみんなを奮い立たせるシーンいいですね〜かっこいいです。

    赤ずきんがアホ可愛くて、それを補佐しつつ愛してくれるフロッギーがこれはまたいい男。読んだ人みんなフロッギーの夢女子になるんじゃない。

    トロルベラ、なかなかいい女王様のように思いますが、コナーと今後どうなるんでしょう。

    エズミアがデイジーを燃やしてしまうシーンが好きです。なんつー器の狭さ。この巻まで一貫して作者の描く悪って『狭量』なんですよね。狭量さが不寛容や差別を生むと思うと、なんとなく作者自身の体験も案じてしまうところです。

    気になったところが、海の魔女と取引して血液から王族の血を確認されるシーン。もし刺されたのが赤ずきん本人だったとしても、選挙で選ばれた赤ずきんにも王族の血は流れているのでしょうか?赤ずきんもなんらかの血縁者の設定だったっけ…?

    最後に本当に唐突にアレックスとお別れが来てしまったのが悲しいので次巻を読みます。

  • 1巻の方がテンポはよかったかなと思う。
    でも、最後の話のまとめ方とか、思いもよらぬ結末とか、やっぱり面白い。

    1巻は一般的な(?)おとぎばなしがモチーフだったから、子供にも薦められるかも…と思ったけれど、2巻ではちらっとナルニアやオズも登場するので、このあたりをしっかり通ったあとじゃないと、その意味するところを味わうのは難しいかもしれない。

    逆に、この本をきっかけに、ナルニアやオズに行くこともあるのかもしれないけれど。
    お次は3巻。

  • 赤ずきんのキャラが暴走。全体に面白い話だと思うのになぜか読みにくい…。ボブがいい人で良かった。ちゃんと冒険を受け入れてる!

  • アレックスとコナーの別れのシーンが良かった。
    コロナが終息して図書館が開いたら、早く続きが読みたい。

  • 赤ずきん、フロッギー、コルディロックス、ジャックと共に悪の魔女を倒すための奇跡の杖を探しに、ランド・オブ・ストーリーズの世界を冒険するアレックスとコナー。
    今度は母親とその恋人まで巻き込まれ、より多くの物語のキャラクターが出てきて、こう繋がるかという流れが面白かった。そして、赤ずきんが相変わらずいい性格していた。最後はちょっと切なかった。

  • シリーズ2作目。
    1作目よりもおもしろかったと思います♪
    前作よりも『悪』が悪らしい振舞いになったというか(笑)
    いよいよワンスアポンアタイムに似てきた気がしました(笑)

    鏡の魔女の結末とか、何だか悲しく切ないエンドがあったり物語にかなり引き込まれましたねー。
    最後の終わり方といい、続きが早く読みたくなる展開。
    映像化も待ち遠しい^^♪

  • 一巻を読んでハマって、あっという間に2巻も借りて読み終えました。グリムやアンデルセンなどの昔話その後ストーリーも交え双子の兄妹の冒険が面白い!

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著者プロフィール

俳優、歌手、脚本家、作家

「2023年 『魔女書ものがたり 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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