コナーの四つの物語

  • 平凡社
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本棚登録 : 121
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (548ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582315158

作品紹介・あらすじ

コナーが自作の四つの物語からヒーローをスカウトする!? 双子の兄妹が童話の世界を駆け巡る全米ベストセラー冒険ファンタジーシリーズ第5弾! ハリウッド映画化決定!(全6巻)

感想・レビュー・書評

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  • コナーが書いた物語の中を冒険する。勉強嫌いだったコナーがこんな素敵な物語を書いていることにアレックスが感動する場面で、子供の頃からお互いを信頼し、心配してきた双子の兄弟愛を感じました。
    テンポよい展開で今回も引き込まれました。面白い。

  • 子ども向けかと思いきやわりと深いのよね…
    そしてなにより随所にクリスの人となりが潜んでて、すき…!ってなる。

    クリスが(わたしにとってはカート)こうして、自分と向き合って大人になったのだなぁと。

    そして、誰もが物語の主人公になれることを彼は証明してるのかもしれないね。

    残り一冊、心ゆくまで楽しみます。

  • いよいよ次でラストかー。
    今回はコナーが作った物語の中へと入っていくお話。
    ブックハガーズのこと、ちょっと忘れかけてたけど(笑)
    最終でまだまだ出てくるのかしら??
    今回最後でアレックスがついに・・な展開になってしまい、ラスト1冊は序盤からドキドキハラハラしそうですね。

  • お調子者のコナーの書いた物語がどこか抜けていてでも引き込まれる物語だった!物語の中に物語を書くんなて物語のマトリョーシカ、なんて感想を覚えました笑

  • 最後に見事な山場を作るなぁ~仮面の男ロイドは希望が叶えられない悪人たちに引きずり下ろされ,魔力を取り戻すために血を分けた息子からの輸血を望んで,モリーナから奪い取った。ブリーは行方不明のエメリッヒを救うため,遠い親戚のグリム家の人々とドイツへ旅する。双子は,悪の軍団を上回る軍勢をコナーが描いた物語から引っ張り出そうと,カリブの女海賊,サイボーグ女王軍,超能力の4兄弟,ミイラ兵を率いることができる秘宝を手に入れる。ランド・オブ・ストーリーズに戻ろうとする矢先,モリーナが現れて,アレックスに呪いをかけてしまう~クリス・コルファーは1990年生まれの俳優・脚本家で,大したファンタジー作家だ!さあ,あと一冊

  • まさかの続巻!!!!

    なぜかこの巻だけ読み終わるのにすごく時間がかかった。

  • 自分の作った物語の世界に入るなんて、冷静ではいられなさそう。綴り間違いがそのまま奇妙なものとして存在してるのがコナーっぽい。ブックハガーズがもっと邪魔してくるかと思ったらそうでもなかった。これからか?

  • プロローグから胸いっぱいです。
    私はかなりピーターズ先生が好きになっていた模様。素敵な先生ですね。プロローグの時点で双子はもう大学生以上のようですね。第1章からまたそこまでのプロセスが語られるとは思いますが。時の流れに驚いています。
    5年生から始まりましたっけ。1冊1年としたら、本作では中3か高1か?

    第2章で二人が15歳の誕生日を迎えたことが判明。向こうは14歳で既に大学の申し込みをすると言うことなんですかね。それともコナーが特別優秀だから?

    創作する人間からすると、本作は夢がもりもり過ぎてしんどいですね。羨ましさ、憧れ。私も自分の描いた世界をこの身で体感してみたいです。
    コナーは15歳で4作品も完結させているのか。凄い。物語を結末まで書ききること自体素晴らしい才能だと思います。なかなか真似できることじゃありませんよね。
    ちょっとしたスペルミスや書き間違いによる小ネタもクスッときます。

    ブリスワームは扉絵からして物凄くキュート。虫嫌いの私でもきゅんときます。“エレキ音楽にでもノっているかのように、戦いの騒音にあわせて体を揺すっている”と言う描写から、『ガーディアンズオブギャラクシー』のベビー・グルートを彷彿とさせますね。

    ロイド/仮面の男の台詞は勝手に家中宏さんの声で脳内再生されるようになりました。ゴルディは朴璐美さん、レッドは高田由美さんか、鶴ひろみさんの様な声で脳内再生されます。シャーロットは宮島依里さん、ボブは藤原啓治さん。他のキャラクターも脳内再生されるのですが、誰の声なのかはわかりません。キャスティングディレクターしてみたい。

    過去、つい口を滑らせた内容について、相手が深く傷ついたかどうか。燻らせつつ自分から深く追究できないアレックスに共感しました。私もしょっちゅう一人反省会などしているので。
    そして、国語のテストでお馴染みの、作者の気持ちを考えること。私も作者の気持ちは作者にしかわからない派ですが、本作を読んでいて、無意識でも作者の人生が反映されるのも確かだと言う気になりました。それが行き過ぎると説教臭いとかになってしまうんでしょうけど。物語と言う体で気に食わないことを批判するとか。

    ボルト可愛いですね。子どもはいませんが、息子を見るような目線で移入しました。前はエメリッヒがその対象でしたが。

    シャロン・ジャクソン先生は著者がgleeで共演したウーピー・ゴールドバーグがモデルかな、と思いながら読んでます。
    ブックハガーズの中で無口キャラのウェンディ。そのファミリーネームが“タカハシ”で驚きです。日本のファンからヒントを得たんでしょうかね。私自身英語力ない上にファンとして自己主張することがとても苦手なので何となく想像がつくような……。違うといいんですが。日本人のファンはクレイジーだ、とか思われてたりするんですかね……。

    トロルベラが舞台で主演をレッドに譲ったのには驚きました。自分がやりたがるのかと思ってましたが。監督とナレーションとは、妙に見直しました。

    ゴルディロックスの踏ん張りどころも皮肉がきいていて良かったですね。すごい展開だ。

    物語の中にパパを書いたら、そこで出逢ったパパは本物のパパなのかしら、と言うところがとても気になりました。やはりハリポタの肖像画と同じで、本人ではない、と言うことなのでしょうか。

    さて、残るところあと一冊で完結ですね。淋しいです。
    本作では何度かウルっときてしまいました。どんどん内容が濃くなってますし、翻訳も読みやすくなっているのであっと言う間に読了してしまいました。

    次巻が楽しみであり、終わりを思うと切ないです。映画化が成功しますように!

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著者プロフィール

俳優、歌手、脚本家、作家

「2023年 『魔女書ものがたり 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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