- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582634549
感想・レビュー・書評
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返却期限が迫っていたので写真をぱらぱらと眺めました。本がぎっしり……素敵……。
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ほとんど亡くなった人たちが建てたり住んでたりした割と当時のまま残されている家とか部屋の写真。
設計図もあるのが珍しい。
受け継いだ方がかなり大事に保存してるのがすごい。 -
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作家といっても、小説家だけではないのだけど。現代日本の方ばかりで(といっても、みなさん亡くなられているが)、親近感が持てる範囲のインテリア。でもやはり雰囲気があって素敵。
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吉田健一、山口瞳、澁澤龍彦、立原道造、井上靖、有元利夫ほか、15人の作家の家、書斎の写真と、関係者のエッセイ、そして、なんと、図面まで。
楽しめます。ホントに楽しい本です。 -
さまざまな家がある。
一流といわれた人たちが、こだわりをもって
作り、選ばれた家々には、
細部まで見逃したくない魅力あり。
こんな家に住めたら・・・
こんな書斎があったり・・・
さまざまな憧れや、羨望を、もって眺めた。
どの家も、力がある。
想いをこめられたものには、力が生まれるのだと
感じ入った。 -
洋書の海外作家のが読みたかったんですが、図書館に日本作家版があったので思わず(笑)
建築も大好きなのでどのお宅も興味深く拝見しました。町家作りの純和風な家に惹かれる・・。あとセツモードセミナーのアパルトマン。最高。
昔、おしゃれだなーとか思う人がセツモードセミナー出身の人が多くて、どんな方なのだろうかと思っていた。想像通りのおしゃれさん!ファッションだけじゃなく考え方とかも。で、昔から独身を貫き通した方も沢山居るもんなんだなーとシミジミ。本に載るくらい仕事で成功を治めた方だから自由に出来たのだろうけど。 -
作家は珈琲と煙草が好きだからなのか
飴色の家具を使ってる人が多いようだ。
古いものを大事にしている人が多い。
家に長くいる職業だからか
真っ白でチカチカしたモダンな家よりも
昔ながらの家のほうが居心地が良いのだろう。
本棚にはたくさんの本。
生活のなかに本がうまくとけ込んでいる。
飴色の家具の中にちょこっと置かれた
人形や絵が、その人らしさを感じさせる。
例えば、澁澤龍彦の家の四谷シモンの人形。。
それに長沢節の天蓋つきの飴色のベットがよかった。
長沢節の家はフランスのモンパルナスみたいってみんなが
思うそうだ。
たしかに外国っぽい。
モンパルナスは芸術家が多く住む街。
モディリアニを憶いだす。
豪奢な感じじゃないところがたしかに
モンパルナスだ。 -
立原道造の家は優しく、澁澤龍彦の家は妖しく、井上靖の家は重厚で、長沢節の家はオシャレ。
家は作家の個性も現す。不思議。