民主党の研究 (平凡社新書 401)

著者 :
  • 平凡社
3.00
  • (0)
  • (3)
  • (11)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 40
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582854015

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • "第21回参議院選挙から始まる本書。民主党の設立から参議院第一党になるまでの歩みをまとめたもの。衆参ねじれと言われて、安倍さんから福田さん、福田さんから麻生さんへ総理大臣はころころと替わってきた。
    このねじれのおかげで明らかになってきたことも多々ある。一党のみで運営してきた国会。そろそろ限界なのだと思う。
    行き過ぎた世の中を変えていくには、総理大臣が替わって実現するのではなく、政党が変わって実現していくべきもの。今まで幻想を見せられてきたことに国民も気がつくべき。"

  • 二大政党制がいいのかどうか分からないが、自民党に取って代わる可能性が一番高いのは民主党ではないだろうか…
    という考えが、本書を読むキッカケとなった。
    民主党の目指している方向性が見えない、内部の統一感が見られない、詰めが甘い…などなど、そういった疑問が少しではあるが解けたような気がした。
    最近は政党が「政局」に走っているような気がしてならないが(総選挙を意識しているのであろうが)、国民は「政策」をきちんと見ているような気がしている。
    国会議員の先生方、官僚の方々は、国民を愚衆と思っているのではないだろうか…


    《寄り道》
    政策を立案する上で、各政党はどのような情報ルートで現状を分析し政策に活かそうとしているのか?
    アジェンダセッティングをどのようにして行っているのか?
    これはボブの疑問であるが、この辺を明らかに明らかにしないといけないのでは?
    情報源を官僚と圧力団体と支持者に頼っていたのでは…???
    官僚も何を見て政策を作っているのか???
    疑問に感じることが少なくない。
    って自分で調べろ!ということか…

  • 平成20年8月19日読了

著者プロフィール

塩田 潮(シオタ ウシオ)
作家、政治評論家
ノンフィクション作家・評論家。1946年生まれ。高知県吾川郡いの町出身。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。雑誌編集者、記者などを経て、1983年、著書『霞が関が震えた日』刊行でデビュー。同年、同作で第5回講談社ノンフィクション賞受賞。著書に『霞が関が震えた日』(講談社文庫)、『東京は燃えたか』(朝日文庫)、『大いなる影法師』(文藝春秋)、『一〇〇〇日の譲歩』(新潮社)、『昭和の教祖 安岡正篤』(文藝春秋)、『日本国憲法をつくった男 宰相幣原喜重郎』(朝日文庫)、『金融崩壊』(日本経済新聞社)、『郵政最終戦争』(東洋経済新報社)、『田中角栄失脚』(朝日文庫)、『新版 民主党の研究』(平凡社新書)、『憲法政戦』(日本経済新聞出版社)、『熱い夜明け でもくらしい事始め』(講談社)、『内閣総理大臣の日本経済』(日本経済新聞出版社)、『密談の戦後史』(角川選書)、『内閣総理大臣の沖縄問題』『解剖 日本維新の会』(ともに平凡社新書)など多数。

「2022年 『大阪政治攻防50年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

塩田潮の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
遠藤 周作
ニッコロ マキア...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×