- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582854015
感想・レビュー・書評
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"第21回参議院選挙から始まる本書。民主党の設立から参議院第一党になるまでの歩みをまとめたもの。衆参ねじれと言われて、安倍さんから福田さん、福田さんから麻生さんへ総理大臣はころころと替わってきた。
このねじれのおかげで明らかになってきたことも多々ある。一党のみで運営してきた国会。そろそろ限界なのだと思う。
行き過ぎた世の中を変えていくには、総理大臣が替わって実現するのではなく、政党が変わって実現していくべきもの。今まで幻想を見せられてきたことに国民も気がつくべき。"詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
二大政党制がいいのかどうか分からないが、自民党に取って代わる可能性が一番高いのは民主党ではないだろうか…
という考えが、本書を読むキッカケとなった。
民主党の目指している方向性が見えない、内部の統一感が見られない、詰めが甘い…などなど、そういった疑問が少しではあるが解けたような気がした。
最近は政党が「政局」に走っているような気がしてならないが(総選挙を意識しているのであろうが)、国民は「政策」をきちんと見ているような気がしている。
国会議員の先生方、官僚の方々は、国民を愚衆と思っているのではないだろうか…
《寄り道》
政策を立案する上で、各政党はどのような情報ルートで現状を分析し政策に活かそうとしているのか?
アジェンダセッティングをどのようにして行っているのか?
これはボブの疑問であるが、この辺を明らかに明らかにしないといけないのでは?
情報源を官僚と圧力団体と支持者に頼っていたのでは…???
官僚も何を見て政策を作っているのか???
疑問に感じることが少なくない。
って自分で調べろ!ということか… -
平成20年8月19日読了