安倍「壊憲」を撃つ (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582857894

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  • 今、私たち日本国民はとんでもない事態に直面している。主権者国民から一時的に国家権力を預かっているに過ぎない権力担当者(政治家以下の公務員)に対して主権者が課した最上位の制約(憲法)を権力担当者が公然と無視して憚らない事態である。憲法九条は、一項で戦争を放棄し、二項で軍隊の不保持と交戦権の否認を明記している。つまり現行憲法の下で、我が国は、海外で国際法上の「戦争」を遂行する手段(軍隊)と資格(交戦権)を持っていない。だから歴代自民党政権により「海外派兵の禁止」と「海外で他国の武力行使と一体化すること

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著者プロフィール

慶應義塾大学名誉教授、弁護士。法学博士、名誉博士( モンゴル、オトゥゴンテンゲル大学)。1949 年、東京都生まれ。1977 年、慶大大学院法学研究科博士課程修了。ハーバード大学ロー・スクール客員研究員などを経て、1989 ~ 2014 年、慶大教授。その間、北京大学招聘教授、ハーバード大学ケネディ・スクール・オヴ・ガヴァメント研究員などを兼務。著書に『「憲法」改正と改悪』『白熱講義! 集団的自衛権』などがある。

「2015年 『タカ派改憲論者はなぜ自説を変えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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